King & Prince 髙橋海人の「セロル」が渋谷PARCOに出現。「不思議なセロル展」を会場からレポート

Event Date:2026.09.11-09.28
Sep 11, 2026
King & Princeの髙橋海人が長年描き続けてきた、不思議な生き物「セロル」。その姿を絵の中だけではなく、空間を歩きながら探し、その暮らしや生態まで覗くことのできる世界が、渋谷PARCOに現れました。

photo by ©FASHION HEADLINE
髙橋氏にとって初の個展となる「不思議なセロル展 created by 髙橋海人」が、2026年9月11日、東京・渋谷PARCO 4FのPARCO MUSEUM TOKYOで開幕しました。

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これまで髙橋氏のInstagramなどを通じて少しずつ知られてきたセロルですが、今回の展覧会では、作品を壁に並べて見せるだけではありません。オリジナルアニメーションから始まり、セロルの日常や生態を覗く部屋、自分だけのセロルを生み出すコーナーまで、ひとつの生き物をめぐる想像が空間全体へと広がっています。



絵の中から飛び出した、セロルの世界へ

会場に足を踏み入れると、さまざまな場所からセロルの気配が感じられます。大きな耳のようにも、腕のようにも見えるパーツ。青緑色の身体。どこか不安そうにも見える大きな目。そして、いつも泣いている姿。髙橋氏が生み出したセロルには、明確な答えをひとつに定めきれない不思議さがあります。

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今回の展示では、そのセロルを平面作品として鑑賞するだけではなく、「どこにいるのか」「どんなふうに暮らしているのか」と想像しながら会場を進んでいきます。

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イントロダクションとなるオリジナルアニメーションもその入口のひとつ。そこから空間を進むにつれて、これまで断片的に描かれてきたセロルの存在が、少しずつ立体的な世界として見えてきます。



セロルの日常と生態を“観察”する

会場には、セロルの日常や生態を覗くことのできる部屋も設けられています。ここで興味深いのは、展覧会がセロルについての完成された答えを提示する場所になっていないことです。

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開幕前日の9月10日に行われた記者会見で、髙橋氏はInstagramから始まったセロルとの日々を振り返りながら、展覧会の制作を通して「僕自身、全然セロルのことを知らなかった」と感じたことを明かしています。さらに、「僕はセロルと話せないけど、セロル同士は話すのかなぁ」と想像しながら、「これからもセロルについての研究は続きます」とコメントしました。

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作者である髙橋氏自身も、セロルのすべてを知っているわけではない。描くたびに新しい姿が現れ、想像するたびにその生態が広がっていく。今回の個展は、これまで生み出してきた作品を振り返ると同時に、髙橋氏自身がセロルをあらためて“観察”する場所にもなっています。



自分だけのセロルを生み出す

見るだけで終わらないのも、「不思議なセロル展」の特徴です。会場には、来場者が自分だけのセロルを作ることのできるコーナーも登場。

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もともとひとりのクリエイターの想像から生まれたキャラクターが、見る人の想像を介して、さらに別の姿へと広がっていく。セロルという存在を完成されたキャラクターとして固定せず、来場者もその世界を想像する側へと加わる仕掛けです。

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髙橋氏は展覧会の見どころについて、「いろんなセロルが会場でみんなのことを見ているので、探すのも楽しいと思います」とコメント。特にファンに向けては、一緒にセロルを育ててきたからこそ、「僕と同じような親目線」で見守り、「授業参観みたいな気分で遊びに来ていただけると」と話しています。



渋谷PARCOに現れた「Celeru STORE」

展示の先には、オリジナルグッズショップ「Celeru STORE」が広がります。単に展覧会グッズを並べる売り場ではなく、ショップそのものにもセロルの世界観が落とし込まれており、その作り込みも今回の見どころのひとつです。

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Tシャツスウェット、小物などに加え、新たに「いつでも泣いてるセロルぬいぐるみ」と展覧会公式図録の発売も決定しました。

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ぬいぐるみはセロルを等身大で再現したもの。公式図録には展示作品に加え、会場で撮り下ろした髙橋氏の写真、ロングインタビュー、メイキングなどが収録される予定で、アイデアが展覧会へと形を変えていく過程もたどることができます。



「夢みたい」。初個展の場所に選んだ渋谷PARCO

今回の個展は、髙橋氏にとって初めての試みです。完成した会場を見た髙橋氏は、前日の記者会見で「夢みたいです。まだ寝てるよう。」と率直な感想を語りました。

そして、そのスタート地点が渋谷PARCOであることについて、「渋谷PARCOといえば、カルチャーをたくさん作ってきた、カルチャーの中心地。その歴史の1ページに載れたことは光栄です」とコメントしています。

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Instagramに描いた一体の不思議な生き物から始まり、少しずつその姿を増やしてきたセロル。今回の展覧会では、その存在がアニメーションになり、空間になり、来場者が参加する体験へと広がりました。それでもセロルが何者なのか、その答えがすべて明かされたわけではありません。

作者自身もまだ知らないことがあるからこそ、想像する余白が残されている。

「不思議なセロル展」は、髙橋海人がこれまで育ててきたセロルを見る展覧会であると同時に、これからセロルがどこへ向かっていくのかを、一緒に想像する場所になっています。




【INFORMATION】
不思議なセロル展 created by 髙橋海人|東京

会期:2026年9月11日(金)~9月28日(月)
会場:PARCO MUSEUM TOKYO
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 4F
営業時間:11:00~21:00
※入場は閉場の45分前まで
※最終日は18:00閉場(17:15最終入場)
入場料:2,200円(税込/入場特典付き)
※展示エリアは30分入替制
主催・制作:パルコ
企画:髙橋海人

巡回予定:
心斎橋PARCO:2026年10月17日(土)~11月8日(日)
名古屋PARCO:2026年11月20日(金)~12月6日(日)
福岡PARCO:2026年12月26日(土)~2027年1月11日(月・祝)
仙台PARCO1:2027年1月16日(土)~1月31日(日)
札幌PARCO:2027年2月6日(土)~2月21日(日)






The Editorial Team
  • 髙橋海人氏
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