ラルフ ローレン、日本上陸50周年。原宿「PoloFest」でたどる、ポロと日本のファッションカルチャー

Event Date:2026.10.23-10.25
Oct 23, 2026
東京・原宿に、ポロ ラルフ ローレン(Polo Ralph Lauren)の50年にわたる日本での歩みと、その世界観を体験できる空間が登場しました。

ラルフ ローレン(Ralph Lauren)は、2026年10月23日から25日までの3日間、東京・神宮前で「PoloFest Tokyo(ポロフェス トーキョー)」を開催しています。日本上陸50周年を記念するこのイベントは、世界各地のコレクターやクリエイター、職人たちが集い、ポロの歴史とカルチャーを紹介するもの。東京は、今後グローバルに展開されるPoloFestの最初の開催地となります。

photo ©FASHION HEADLINE
会場の外壁には、ポロの象徴的なネイビーを背景に、赤い「PoloFest 東京」のロゴが大きく描かれています。入口に掛けられた白い暖簾をくぐると、天井からはポロのロゴやポロプレイヤーをあしらった提灯が下がり、アメリカンスタイルと日本の意匠が交わる空間が広がります。

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会場内には、ポロと日本の文化的な交流をたどるエキシビション、四つのスタイルをテーマにしたヴィンテージマーケット、そしてイベント限定アイテムを扱うギフトショップが設けられています。

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単なるブランドの回顧展でも、ヴィンテージウェアの販売イベントでもないPoloFest。そこには、衣服を着ることから始まり、集め、手入れをし、受け継いでいくことで育まれてきた、一つのファッションカルチャーが映し出されています。



1976年から続く、ポロと日本の文化的交流

ポロ ラルフ ローレンが日本に上陸したのは1976年。西武百貨店との提携によって、池袋店に日本初のポロショップがオープンしました。同年、東京プリンスホテルで開催されたファッションショーでは、英国調のテーラリングにハイキングブーツを合わせるなど、伝統的な装いとカジュアルな要素を組み合わせたスタイリングが披露されました。アメリカンスタイルを基盤としながら、英国の服飾文化やスポーツ、アウトドアの要素を取り込むポロの世界観は、日本のファッション愛好家にも新たな着こなしの可能性を提示しました。

以来、日本ではポロの服を単に着用するだけでなく、ヴィンテージを収集し、自分なりに組み合わせ、時には修繕やリメイクを施す文化が育まれてきました。

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PoloFestの最初のエリアでは、こうした日本とポロの関係を、衣服やグラフィック、写真などのアーカイブを通して紹介しています。

壁面には、年代ごとのポロのアイテムや広告ビジュアルが並び、ガラスケースにはジャケットやニットウェアなどが展示されています。ポロの世界を象徴するスポーツやアウトドアのグラフィックも数多く紹介され、時代によって変化してきたスタイルを視覚的にたどることができます。

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印象的なのは、展示されている衣服の多くに、単なる過去のデザインというだけではない存在感があることです。長い年月を経た色合いや素材の表情、当時のスタイリングには、今のファッションにも通じる魅力が感じられます。



「BETTER WITH AGE」──着続けることで生まれる価値

エキシビションの一角には、「BETTER WITH AGE(時を重ねるほどに)」と題された展示があります。

壁面には、異なる生地を組み合わせたシャツやパンツ、使い込まれた衣服を修繕した作品などが並びます。衣服を長く着ることで生まれる風合いや、補修を通じて新たな表情を与えることの価値を見つめ直す展示です。

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この取り組みに参加しているのが、古着のリペアを手掛けるBROWNTABBYWORKS、岩手県大槌町を拠点とする刺し子グループSASHIKO GALS、そして古布を用いたヴィンテージリメイクを手掛けるMITSUGU SASAKI(佐々木洋品店)です。

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展示ケースには、刺し子などの手仕事によって新たな装いをまとったポロベアも並んでいます。ポロを象徴するキャラクターが、日本の手仕事を通じて新たな表情を見せる光景は、今回のPoloFestが掲げる文化的な交流をわかりやすく伝えています。

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使い古されたものを新しいものに置き換えるのではなく、時間の経過を受け入れながら、手を加え、次の世代へとつないでいく。こうした姿勢は、ヴィンテージを愛する人々に共通する感覚でもあります。会場では、これら日本の職人たちによるポロのエクスクルーシブアイテムも販売されます。アメリカンファッションの象徴ともいえるブランドに、日本の修繕や再創造の技術が加わることで、衣服の新たな価値が生み出されています。



四つのスタイルを巡るヴィンテージマーケット

エキシビションを抜けると、会場はヴィンテージマーケットへと移ります。ここでは、イングリッシュツイード、ポロカントリー、ポロスポーツ、アウトドアズマンという四つのテーマに沿って、ポロのヴィンテージアイテムが展開されています。

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最初に広がるのは、英国の伝統的な装いを思わせるイングリッシュツイードの世界です。ジャケットやニット、ネクタイ、レザーアイテムなどが、深みのある色彩の壁やクラシックな家具とともに並びます。トラディショナルなテーラリングをベースにしながら、肩の力を抜いた着こなしを提案してきたポロの美学が感じられる空間です。

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続くポロカントリーのエリアでは、ウエスタンやアメリカの田園風景を思わせるアイテムが中心となります。木製の什器やヴィンテージの家具、柄物のブランケットなどが服とともに配置され、衣服だけでなく、暮らしの風景まで含めてポロの世界観を表現しています。

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一方、ポロスポーツのエリアには、鮮やかな色彩のジャケットやスウェット、スポーツウェアが並びます。1990年代を象徴する大胆なグラフィックや配色は、現在のストリートファッションにも通じるもの。壁面のスポーツポスターやディスプレイとともに、ポロが持つもう一つの表情を伝えています。

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そしてアウトドアズマンでは、自然の中で過ごすライフスタイルを思わせるウェアや小物が展開されます。実用性を備えた服のディテールと、使い込まれた道具が持つ風合いが重なり、アウトドアという文化をポロがどのように解釈してきたかを感じさせます。

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興味深いのは、それぞれのエリアが厳密な展示室として区切られているわけではなく、異なるスタイルの世界が連続していることです。服とともに家具やポスター、生活道具などが配置され、空間全体が一つのライフスタイルを表現しています。

そして、ここに並ぶヴィンテージアイテムは実際に購入することができます。過去のスタイルを眺めるだけでなく、自分のワードローブに取り入れることができるのも、PoloFestならではの魅力です。



PoloFest限定アイテムと「Made in USA」コレクション

ヴィンテージマーケットとは別に設けられたギフトショップにも、今回のイベントならではのアイテムが並びます。

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PoloFestのロゴをあしらったウェアやキャップ、雑貨などのリミテッドアイテムに加え、コレクターズアイテムや「Made in USA」カプセルコレクションも展開。イベントを記念した品々を手に取ることができます。

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会場には、ポロの世界観を象徴するRalph's Coffeeのコーヒートラックも登場しています。ファッションにとどまらず、日常の過ごし方や空間の楽しみ方までを含めて提案する、ラルフ ローレンらしい演出です。

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会期中には、ブランドに影響を与えてきたカルチャーや、ポロのコミュニティを形作る人々をテーマにしたスピーカーシリーズも開催されます。



服を通じて受け継がれる、ポロというカルチャー

1967年にブランドの歴史が始まったラルフ ローレンは、アメリカンファッションを代表する存在として、世代や国境を越えて支持されてきました。その一方で、ブランドのスタイルは、着る人々によってさまざまに解釈されてきました。英国調のテーラリングを好む人もいれば、アウトドアウェアやスポーツウェアを愛する人もいる。古い服を大切に着続ける人もいれば、そこに新たな手仕事を加える人もいます。

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日本上陸50周年を迎えた今、PoloFestが東京から始まることには、そうした文化の広がりを振り返る意味があります。会場を歩いていると、ポロの魅力が特定の時代やスタイルにとどまらないことが見えてきます。衣服を通じて人々がつながり、それぞれの解釈を重ねながら、新たな文化を育んでいく。

PoloFest Tokyoは、ラルフ ローレンが築いてきた世界観と、それを自分たちのものとして受け継いできた人々の関係を、改めて考える機会となっています。




INFORMATION
PoloFest Tokyo 2026(ポロフェス トーキョー)

会期:2026年10月23日(金)〜10月25日(日)
会場:東京都渋谷区神宮前6-35-6
内容:エキシビション、ヴィンテージマーケット、日本の職人によるエクスクルーシブアイテム、スピーカーシリーズ、限定コレクターズアイテム、Ralph's Coffeeなど
入場料:無料(事前予約推奨。入場枠には限りがあり、当日入場枠が設けられる場合もあります)
予約方法:ラルフ ローレン公式LINEアカウントから案内
公式サイト:https://www.ralphlauren.co.jp/polo-fest-tokyo
日本上陸50周年特設サイト:https://www.ralphlauren.co.jp/rl-50-years-in-japan




The Editorial Team
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