日本とデンマーク、デザインを通じてお互いの暮らしを紐解く展覧会が金沢21世紀美術館で開催中

開催期間:2017.08.05-11.05
2017.08.19

金沢21世紀美術館で11月5日まで、日本とデンマークが外交関係を樹立して150周年を記念した展覧会「日々の生活-気づきのしるし」が開催中。

1867年に日本がデンマークと修好通商航海条約を締結してから、150年という節目を迎えた。両国はそれぞれの歴史や文化を背景に、ときに影響を与え合いながら発展しており、特にデザインでは、文化的アイデンティティと美意識を示すものとして高い評価を受けている。同展では両国のデザインを掘り下げることで、文化やものの考え方、暮らしの在り方を検証。同館チーフキュレーターである黒澤浩美とデンマークのデザイナーであるスィスィーリエ・マンスの2人がキュレーターを務め、両国の優れた点を開示していく。

また、同展は各展示室、各プロジェクトに一つのキーワードを付けて展開される。展示室7前での「日本・デンマーク修好通商航海条約」のデンマーク側原本のレプリカが飾られている「はじまりのしるし」から、展示室8でのデンマーク・デザインにおけるハイライトを紹介する「MATERIALITY」、展示室9でのモノが存在すること、しないことを考えさせられる「VOID/AIRY(無/有)」など、各空間を活かした展示となっている。

さらに、レクチャーホールでは、デザインや教育、医療、都市計画の分野に関わるトークショーシリーズやイベントが多数開催。全6回にわたるトークショーでは、8月5日に、日本デザインセンター代表の原研哉による「辺境の洗練-日本の簡素とデンマークの簡素」や、デザイナーのルイーセ・カンベルによる「自分のペースを探して-走る人々の時代に歩く人であることの挑戦」などが行われた。今回先着80名限定となっており、10月まで定期的に行われる。加えて、10月9日にはアーティストのヘンリック・ヴィブスコフの、12日から15日には同じくアーティストのローサ・トルノウ・クラウスンによるイベントが行われる。

なお、ベイ アンド セバスチャンや、カイ・ボイイスン、ナナ・ディツェル、オラファー・エリアソン、セーアン・エングステズ、ポウル・ケアホルム、イーレク・マウヌスン、呉夏枝、三分一博志、鈴木俊司+金沢工業大学などが、作家として出展している。

【展覧情報】
「日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念展覧会 日々の生活-気づきのしるし
Everyday Life-Signs of Awareness」
会期:8月5日~11月5日
会場:金沢21世紀美術館 展示室7~12、14、光庭、交流ゾーン
住所:石川県金沢市広坂1-2-1
時間:10:00~18:00(金曜土曜は20:00まで)
休場日:月曜(9月18日、10月9日、30日は開場)、9月19日、10月10日
入場料:一般1,000円(800円)、大学生800円(600円)、小中高生400円(300円)、65歳以上800円
※()内は20名以上の団体及び、前売券の料金
HEW
  • 柳宗理《 白磁土瓶》 1956(復刻:1999) イーレク・マウヌスン 《バキュームジャグ》 ステルトン、1977
  • バアウ・モーウンスン《 J39》 フレデリシア ファニチャー、1947
  • 三分一博志《 風、水、太陽の社》2017 金沢21世紀美術館インスタレーションのためのスケッチ
  • ペリカン デザイン《 ラボ トライサイクル1》 ラボ、1979
  • 柳宗理《 白磁土瓶》 1956(復刻:1999) イーレク・マウヌスン 《バキュームジャグ》 ステルトン、1977
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