メゾンのDNAを空間へ──メゾン マルジェラ フレグランス 表参道 フラッグシップストアが刷新

Jul 7, 2026
香りは目に見えません。しかし、私たちは香りによって場所や記憶、感情までも思い出すことができます。だからこそ、フレグランスを選ぶ体験は単なる買い物ではなく、自分自身の記憶や感性と向き合う行為でもあります。

そんな香りの体験をさらに深める新たな空間として、メゾン マルジェラ フレグランスは2026年7月16日、「メゾン マルジェラ フレグランス 表参道 フラッグシップストア」をグランドリニューアルオープンします。今回の刷新は店舗デザインの変更にとどまらず、メゾンの哲学そのものを建築空間へと翻訳する試みです。



オスマン様式のアパルトマンとメゾンの思想が出会う場所

新たなフラッグシップストアは、クラシカルなパリのオスマン様式のアパルトマンと、メゾン マルジェラを象徴するデコンストラクティブ(解体と再構築)の思想を融合した世界初の新コンセプトを採用しています。これまでのフラットな白い空間から一歩進み、時を重ねた建築の温もりや素材の表情を感じられる空間へと進化。歴史的なモールディングや装飾と、あえて未完成さを残した壁面や仕上げが共存し、過去と現在が静かに対話するような空間が広がります。

店舗内観 | Courtesy of Maison Margiela Fragrances

壁面にはフランス生まれの意匠性塗材「ジョリパット」を採用し、熟練の左官職人が手作業で仕上げています。また、無垢材のフローリングにはあえて保護加工を施さず、訪れる人々の足跡や時間の痕跡が刻まれていく設計となっています。完成された空間ではなく、訪れる人々とともに変化し続ける“生きたアーカイブ”として構想されているのです。



「記憶のライブラリー」で香りを探す

新店舗を象徴するエリアのひとつが、「Library of Memories(記憶のライブラリー)」です。ここではブランドを代表する「レプリカ」コレクションの世界観を、棚の引き出しを開くような感覚で体験できます。それぞれの香りの背後にある情景や記憶を辿りながら、自分自身の思い出とも重ね合わせていく空間です。

店舗内観 | Courtesy of Maison Margiela Fragrances

1994年に誕生した「レプリカ」は、世界各地で見出されたヴィンテージウェアやオブジェクトを再解釈するプロジェクトとしてスタートしました。その思想を受け継ぐフレグランスコレクションもまた、香りによって記憶やムードを呼び覚ますことをテーマにしています。



漆黒の空間に広がる「Scentsorium」

もうひとつの象徴的な空間が、「Scentsorium(センツォリウム)」です。店内を包む白の世界とは対照的に、黒と木を基調とした空間で展開されるこのエリアでは、メゾンの最高峰のクリエイティビティを表現する「センツォリウム コレクション」を体験することができます。

特別にデザインされたセラミック製の万年筆を用いて香りを試すというユニークな演出も用意されています。インクの代わりに香水を吸収するこの万年筆は、人生の章を書き綴る行為と香りを纏う行為を重ね合わせるための装置として設計されました。



香りを選ぶ場所から、メゾンを体験する場所へ

店舗中央には、天然のアラバスターストーン(雪石膏)を用いた大型のテスターテーブルが設置されています。内部から透過する柔らかな光がフレグランスボトルを照らし出し、空間全体に静かな存在感をもたらしています。

白く塗られた壁、エイジドウッドのフローリング、ウォーンレザー、斑点のあるミラー、バーントウッド、アラバスター。それらの素材は、メゾン マルジェラが長年培ってきた美学を空間へと置き換えるために選ばれました。

今回のリニューアルは、単なるフレグランスショップの刷新ではありません。香りを購入する場所から、メゾン マルジェラの哲学や記憶の世界観そのものを体験する場所へ。表参道に誕生する新たなフラッグシップストアは、ブランドのDNAを最も立体的に感じられる空間となりそうです。



INFORMATION
メゾン マルジェラ フレグランス 表参道 フラッグシップストア

リニューアルオープン日:2026年7月16日(木)
営業時間:11:00〜20:00
TEL:03-6427-2823
住所:東京都渋谷区神宮前6-7-10

リニューアルオープン記念特典
製品を24,000円(税込)以上購入した先着200名に、オリジナルトートバッグをプレゼント。※なくなり次第終了。



The Editorial Team
  • グランドリニューアルを記念し、対象購入者へプレゼントされる限定トートバッグ
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