5月4日はオードリー・ヘプバーンの誕生日です

2014.05.04

女優のオードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)は1929年5月4日生まれ。ベルギー・ブリュッセル出身。93年1月20日逝去。

19歳の時にオランダ旅行映画『7日間のオランダ語』に端役で出演。その後数の作品に出演し、51年にモナコで行われた『われらモンテカルロへ行く』のロケ中にブロードウエイの舞台劇『ジジ』の原作者であるシドニー・ガブリエル・コレットと出会う。純白のドレス姿でロビーを走る彼女の姿にジジの面影を重ねたコレットは、オードリーを主役に推薦した。

53年には『ローマの休日』でハリウッドデビュー。アカデミー最優秀主演女優賞を受賞すると、一躍映画スターに。54年には『麗しのサブリナ』でヒロインを演じ、アカデミー主演女優賞にノミネート。以降も『尼僧物語』『ティファニー朝食を』『暗くなるまで待って』などで同賞にノミネートされる。64年には『マイ・フェア・レディ』でゴールデン・グローブ女優賞を受賞した。

私生活では、54年9月に俳優のメル・ファーラーと結婚。59年には長男ショーンが生まれるが、68年に離婚。69年には精神科医のアンドレア・ドレッティと再婚して一子をもうけるが、81年に離婚している。

88年に「国連児童基金特別大使」に、89年には「ユニセフ親善大使」に任命され、晩年は難民救済活動に積極的に参加した。92年にソマリアの難民キャンプを訪問した後、癌が発見される。摘出手術を行うが、翌年に直腸癌のため死去した。

オードリーはファッションアイコンとして、女性から圧倒的な支持を得ている。ユベール・ド・ジバンシィとは公私ともに親しく、『麗しのサブリナ』『ティファニーで朝食を』『おしゃれ泥棒』など多くの作品で彼がデザインした衣装を着用した。また、ファッションカメラマンのリチャード・アヴェドンのミューズとしても有名。
HEW
  • オードリー・ヘップバーン
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  • 「ティファニーで朝食を」1シーン
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