荒木経惟展「左眼ノ恋」、タカ・イシイで開催。死を吹き飛ばす隻眼写真

2014.05.21

東京・清澄白河の「タカ・イシイギャラリー」は、5月25日から6月21日まで写真家・荒木経惟の個展「左眼ノ恋」を開催する。

当ギャラリーでの21回目の個展となる本展では、最新撮り下ろしよりセレクトされた作品65点を展示。題名はオランダ人写真家のエド・ヴァン・デル・エルスケン(Ed van der Elsken)が1954年に出版した写真集『セーヌ左岸の恋(Love on the Left Bank)』になぞらえており、荒木は20歳の頃から同写真集に登場するポーズを女性に取らせて撮影していた。

荒木は前立腺癌を経験し、昨年10月に右眼網膜中心動脈閉塞症により右眼の視力を失ったが、「死はこっちに向かってくるからね。吹き飛ばさないとだめだぞ」と撮影を続行。数百点に及ぶイメージで構成された本シリーズでは、撮影したポジフィルムの右部分を黒マジックで塗りつぶして、左眼と右眼の視界を投影した写真をプリント。また、同名写真集が5月25日より300部限定で発売される。


【イベント情報】
荒木経惟個展「左眼ノ恋」
会場:タカ・イシイギャラリー
住所:東京都江東区清澄1-3-2-5階
会期:5月25日から6月21日
時間:12:00から19:00
休館日:日・月曜日、祝祭日
くまがいなお
  • 荒木経惟写真展「左眼ノ恋」、清澄にて開催
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