鮮やかでフレッシュなブライトオ レンジに染める、初夏のリップメイクアップ。そのクリーミーでありながらもセミマットな質感は、今シーズンに楽しみたい“'70s”。

シャープに整えることだけでなくクラシックさを付す目的もある、リップライン。そこに加える唇の“山”とシャープな口角が鍵。更に、リップカラーをゆっくりと引けば、いつもは聞こえない夏の音を感じられるだろう。ほんのり焼けた夏の肌と、シャープでオ リエンタルなオレンジリップが今、新鮮！

How to “orange lip” make-up：
「いつもメイクはどこから行っていますか？　通常、ベースメイク、アイメイク、リップ…という順序が一般的です。しかし、今回の“オレンジリップ”メイクのように、あるパーツを強調するメイクアップの場合、普段のやり方だと結果として全てを足し過ぎてしまい、顔全体が濃く仕上がりがち。やり過ぎたと気付いてから、修正するのは大変です。そのため、今回は強調したいパーツ＝リップメイクから始めます。まずは、リップペンシルでリップラインに沿ってぐるっと一周描き、枠組みを作ります。内側もリップペンシルでラフに塗りつぶし、上から口紅を重ねます。ステップは至ってシンプルですし、高等なテクニックも要らない。こうすることで崩れにくく、発色の良いリップが完成します。リップを仕上げたら、カバーしたい部分を中心に、乗せる量をコントロールしながらファンデーションを塗る。今回のリップメイクのキーとなるのは、色を決めることです。その日の気分でもいいし、コーディネートとの相性で決めるのもいいでしょう。オレンジのリップは、私たち日本人の肌によく合う色。赤よりもラフな印象を与え、リゾートファッションにはもちろん、アーバンシーンでも使いやすい色です」（メイクアップアーティスト 寺本彬人さん）

■使用アイテム
M・A・C リップ ペンシル ラスティング センセーション　＋　Yves Saint Laurent Beauty ベビードール キッス&ブラッシュ No.4 オレンジフゥグ

■another items for orange lip
（１）THREE ベルベットラスト リップスティック 09　＋　SHISEIDO スムージング リップペンシル OR310

（２）CHANEL ル クレイヨン レーヴル ＃56 オランジェ アンタンス　＋　BOBBY BROWN アート スティック02 サンセットオレンジ

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