ウェス・アンダーソンからオランピア ル タンまで。多文化を横断する映画評論書【NADiffオススメBOOK】

2015.11.05

各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「NADiffナディッフ)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京恵比寿店・ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。

■『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書2』小柳帝

映画、音楽デザイン、アートなど幅広い分野に造詣の深いライター・編集者の小柳帝によって不定期に開催されていた映画講座が、『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書1』として昨年出版され、好評につき2号目となる本書が10月に刊行された。

ウェス・アンダーソン映画におけるフレンチ・タッチ」と題した巻頭特集では、アメリカ出身のウェス映画におけるフレンチ要素として、映画監督のジャック・タチ、歌手のフランソワーズ・アルディ、写真家のジャック=アンリ・ラルティーグ、ファッションデザイナーオランピア ル タンなどが次々と繋がれてゆく。

次章の「今観たいフランス女優・男優」では、ボンドガールにも抜擢され12月より日本でも上映される『サンローラン』にも出演しているレア・セドゥをはじめ、フランソワ・オゾン監督作『彼は秘密の女友達』主演のアナイス・ドゥムースティエなど、今まさに旬な多くの俳優らが登場。

ひとつの映画が、監督や俳優を通してまた別の映画へ繋がり、さらに、音楽、アート、文学、ファッションなどの多岐にわたるジャンルを横断していく面白さを体感できる本書は、コアな映画ファンにはもちろん、何を観ようかなと悩んだ時にもおすすめ。バッグにさっと忍ばせておきたい1冊である。

書籍情報】
『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書2』
著者:小柳帝
出版社:woolen press
言語:日本語
B6/128mm×182mm
発刊:2015年10月
価格:815円
NADiff
  • 『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書2』小柳帝
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