銀座メゾンエルメス、リギョン展開催。太陽の光描く

2014.10.01

ソウル在住のアーティスト・リギョンの展覧会「『逆転移』リギョン展」が、10月31日より銀座メゾンエルメス フォーラムにて開催される。

初期作品より一貫して光をテーマとする制作を行うリギョンは、今回はインスタレーション2作品を展示。2001年制作の「善悪の知恵の木」は、禁断の果実をメタファーに捉え強い光に満ちた部屋で背後の闇や影を消し去る。新作「蛇の口づけ」は不可視そのものを表現することに焦点を当て、フォーラムの空間特有の自然光の移り変わりを元に“太陽の光を描くこと”を目指す。

リギョンは1969年韓国・全州生まれ。ソウルを中心に個展を開催し、ドイツイギリス、日など世界各国のグループ展にも参加。見えるものと見えないものの関係を再定義する要素として光を用い、視覚への絶対的な信頼関係を揺るがし、見えるものの限界と不完全性を問い掛ける。


イベント情報】
「逆転移」リギョン展
会場:銀座メゾンエルメス フォーラム
住所:東京都中央区銀座5-4-1
会期:10月31日から2015年1月7日
時間:11:00から20:00(日曜日は19:00まで)
休廊日:年末年始
入場無料
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