【ルック】ジル サンダー 2021秋冬メンズコレクション

2021.01.25
ジル サンダーJIL SANDER)が、2021年秋冬メンズコレクションを発表。


今季は、誇張されたプロポーションとユニークなカラーパレットのスーツ、コートニットウェアで構成された画期的なワードローブを展開。無駄がなく柔らかさのある衣服は、プライバシーと触れ合いを求める私たちの欲求、輝きとつながりを求める願望、都会での生活との間の変化を映し出している。


色彩と陰影が豊かなカラーパレットは、ナチュラルな印象からユーティリタリアンな印象へと移りゆき、オフホワイトバター・ライトミントグリーン・サンド・ベージュ・ココアは、ライラック・リップスティック・モーヴ・アイロン・レモン・ネイビー・ブラックとコントラストを描きながら色味を引き立てている。



1920年代にフローレンス・アンリが撮影したバウ ハウスの女性アーティストデザイナーたちのポートレート写真は、拡大してキャンバスにプリントされ、テーラードジャケットやコート、ニットウェアに縫い付けられている。また、手書きで “Mother”と書かれたシルバーのネックレスは、今まで以上に重要な家族との関係を表現しているという。





シャープな印象を持つドライウールのスーツは、直線状に細長いジャケットやジップポケット付きのジャケットに、クロップド丈や細身のパンツを、シャツの代わりにプルオーバーを合わせた着こなしで提案。底にボリュームのあるブラックパステルやライラック色の膝丈のブーツと合わせる事で、上半身にボリュームをもたせ、下半身はスリムなシルエットのスタイルにまとめられている。なお、メンズのワードローブに欠かせないシャツは、ニット素材や流れるような素材感のオーバーサイズのシルエットで登場する。



また、非常に洗練されたハンドメイドのニットウェアも、コレクションの重要な要素として登場。


ルーシー&ルーク・メイヤーのデザインの核となる“相反するものの共存”を元に、彼らが新たに見出したフォルムとシルエットが織りなすリラクシーでエレガントな最新コレクションルックと合わせて、ムービーもチェックしておきたい。


Creative Direction:LUCIE AND LUKE MEIER
Art Direction:HEIKO KEINATH
Director:STEPHEN KIDD
Music:FRÉDÉRIC SANCHEZ
Hair:DAMIEN BOISSINOT
Make-up:LAURA DOMINIQUE
Producer:GIORGIA CAZZOLA
Local Production:BACK OF THE HOUSE
Film Production:KARTEL PRODUCTION PARIS
Steadicam:MATHIEU CAUDROY
1st Assistant Director:JEAN-PAUL ALLÈGRE
Gaffer:THIERRY BAUCHERON
1st Assistant Camera:LOUP LEBRETON
2nd Assistant Camera:MATTHIEU ABILY
Digital Imaging Technician:CHRISTIAN LANGLOIS
Electricians:JÉRÔME ROBIN & TERENCE BAUCHERON
Steadicam Grip:PIERRE- YVES LE MEE
Casting:HENRY THOMA
Talent:MALICK BODIAN / DAAN DUEZ / ALEXANDER GUDMUNDSSON / OTTAWA KWAMI / RUBEN POL / DYLAN ROQUES / KHADIM SOCK

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編集部
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