ゼニスがマニュファクチュールの建物を現代アートのキャンバスとして提供。フェリペ・パントンが描く壮大な作品に

2021.01.12


ストリートの壁画から始まり、ランドマーク的なロケーションでの壁画やインスタレーションへ。アルゼンチン系スペイン人のフェリペ・パントンは、高みに輝く星、つまり現代芸術家として世界的な巨匠になるという栄光をその手に掴みました。

デジタル革命の夜明けの時代、物質的な世界が初期の仮想次元のなかに表現されるようになりました。そのような時代に育った芸術家、フェリペ・パントンが用いるのは、正反対のアプローチ。彼は形のないデジタル領域から現実の世界へとデザインの要素をもたらします。彼の作品に共通するのは、アカデミックな技法や芸術に関しての既存の概念をすべて手放す姿勢。そうすることで、自分の表現を形にしていく際に、自由な創作や現代的で型にはまらないツールを使用できるのです。豊かな歴史と伝統的なルーツによって、先を見据えて時計製造の未来を築いてきたゼニス独自のアプローチと、彼のアプローチは合わせ鏡のように似ています。

インタラクティブに動くオブジェクトから大規模なパブリックなインスタレーションにまでおよぶパントンの作品。そこから湧き上がるテーマはダイナミズム、変革、そしてデジタル革命です。異なる解釈を呼び、見るものを飽きさせないパントンが手掛けるのは、ひと目でそれと分かり、急進的なデザインに対して目が肥えている人たちを含め、多くの芸術ファンが心から求める作品です。

このコラボレーションについて、フェリペ・パントンは次のように語っています。「このように豊かな遺産とスイスの歴史との深い関連性を持った場所を、すべての人々に堪能してもらえるような芸術作品に変えていく。そのような仕事を自分の憧れのウォッチメーカーと一緒にできることに、非常に大きな喜びを感じると同時に、誇りに思います。このような機会を与えてくださったこと、そして、私を信頼してこのような歴史的なランドマークを使用しての創作を許可してくださったゼニスに感謝します。」

ゼニスCEO ジュリアン・トルナーレはこう語ります。「フェリペ・パントンの作品に出合った瞬間から、彼の卓越したダイナミックなエネルギーを感じました。光、重力、時間がまるで電流を発するようにひとつになるのです。彼は画期的なアーティストであり、自力で道を切り開いてきた起業家です。彼は、自身の独特な芸術的表現で世界を勝ち取ったのです。彼がゼニスと、ゼニスの時計製造の取組みのファンだと知り、何か一緒にするべきだと考えました。そして、このように実現したことをこの上なく誇らしく思っています。」

ゼニスマニュファクチュールの館のタール塗り防水シートをキャンバスとして、パントンは、印象的な色彩のスペクトラムとデジタルグラフィックスの組み合わせという、自身の代表的なスタイルを使用して建物全体のファサードを包む壮大な作品を考案しました。時計製造を手掛けるすべてのマニュファクチュール、ましてやル・ロックルのユネスコ世界遺産に施設を構えるマニュファクチュールにとって、このようなコラボレーションは初となることです。歴史的なウォッチメーカーと現代芸術家のコラボレーションは、ゼニスの革新的で大胆、かつ常識にとらわれないアプローチを体現する記念碑となる出来事といえます。

ゼニスの存在意義。それは人々を勇気づけ、あらゆる困難に立ち向かって、自らの夢を叶える原動力となることです。1865年の創立以来、ゼニスは現代的な意味で初のウォッチマニュファクチュールとなり、その作品は歴史的な英仏海峡の横断を成功させたルイ・ブレリオから成層圏からのフリーフォールという記録的偉業を成し遂げたフェリックス・バウムガートナーまで、大志を抱いて、不可能を可能とするために困難に挑み続けた偉人たちからの支持を得ています。

イノベーションの星を掲げるゼニスは、高度な技術プロセスで製造され単一部品のシリコンオシレーターを持つデファイ インベンター、1/100秒精度のクロノグラフ、デファイ エル・プリメロ21などを始めとする同社のウォッチに、優れた社内開発製造のムーブメントを搭載。1865年の創立以来、ゼニスは精度と革新を常に探求し続け、航空時代の幕開けを飾ったパイロットウォッチの先駆者として、また自動巻きクロノグラフキャリバーで初めて量産製造されたキャリバー“エル・プリメロ”で知られます。常に一歩先を歩むゼニスは、希少なレガシーをベースに新たな性能基準と感性に満ちたデザインを生み出してきました。1865年の創立以来、スイスの時計製造の未来をリードするゼニスは、夜空の星に思いを馳せ、悠久の時そのものに挑戦する人々とともに歩んで行きます。今こそ、最も高い、あなたの星をつかむときではないでしょうか。








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