グッチ、ジェームズ・ディーン『理由なき反抗』修復。スコセッシとホックニーに功労賞

2013.11.28

グッチ(Gucci)」は、ザ・フィルム・ファンデーションとともに、ニコラス・レイ(Nicholas Ray)監督、ジェームズ・ディーン(James Dean)主演の映画『理由なき反抗』(1955年)の修復を行った。11月1日には、完成した修復版のワールドプレミアがロサンゼルス郡立美術館(LACMA)のビング・シアターで開催された。

映画監督のマーティン・スコセッシが創設したザ・フィルム・ファンデーションでは、劣化した名画を修復・復元を行っている。グッチのサポートによるこのプロジェクト作で10作目。ワールドプレミアでは、グッチのクリエーティブディレクター・フリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)、レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)、カミーラ・ベル(Camilla Belle)らが、グッチのコレクションを着用して出席した。

翌日2日には、グッチがプレゼンティングスポンサーを務める「第3回アート&フィルム・ガラ」も開催され、LACMA評議員のエヴァ・チャウと俳優のレオナルド・ディカプリオがホストを、フリーダ・ジャンニーニがGala主催委員会の委員長を務めた。

この日、マーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)監督とアーティストのデヴィッド・ホックニー(David Hockney)に功労賞を贈呈。また、フランスの映画監督アニエ ス・ヴァルダ(Agnes Varda)の4作品を修復・保存するために、ザ・フィルム・ファンデーションとLACMAとアネンバーグ財団が初めてコラボレーションすることも発表された。

イベントにもグッチを着用したセレブリティが多数出席し、アーティストのスティング(Sting)とダーニ・ハリスン(Dhani Harrison)によるスペシャルパフォーマンスも行われた。
編集部
  • 功労賞を贈られたデヴィッド・ホックニーとマーティン・スコセッシ(中央2人)
  • レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ
  • ジェームズ・フランコとフリーダ・ジャンニーニ
  • エヴァ・チャウ
  • カミーラ・ベル
  • パフォーマンスを行ったスティング
  • レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ
  • エイミー・アダムス
  • サルマ・ハイエック
  • ケイト・ハドソン
  • ロージー・ハンティントン=ホワイトリー
  • オリビア・ワイルド
  • ケイト・ベッキンセイル
  • ジェイソン・サダイキスとオリビア・ワイルド
  • メアリー・J・ブライジと夫のケンドゥ・アイザック
  • ゾーイ・サルダナ
  • アンバー・ヴァレッタ
  • ダコタ・ジョンソン
  • エヴァン・レイチェルウッド
  • イ・ビョンホン
  • ダーニ・ハリスン
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