新宿伊勢丹が日本工芸作品を新提案。アッシュコンセプトやイェンス・イェンセンがキュレーターに

2015.06.11

伊勢丹新宿店が6月10日から16日まで、日を代表する名門ブランドの職人から、新進気鋭の若手アーティストまで約40名のクリエイティビティを一堂に紹介するイベント「職人解放区」を同店本館1階ザ・ステージで開催している。

同イベントは“日本の工芸品の新しい価値”を国内外へ発信していくという三越伊勢丹プロジェクトの一環で、会場では「Gather(集結力)」、「Global(世界性)」、「Creative(創造性)」の3つのキーワードをもとに、それぞれ3人のキュレーターが「職人の価値」を発信する。

「Gather(集結力)」ゾーンでは、佐賀県・有田焼にフォーカス。会場には「アッシュコンセプト(h concept)」を手掛ける名児耶秀美と三越伊勢丹の声掛けのもと、約150社ある窯元のうち、今右衛門窯や柿右衛門窯など、伝統とさらなる革新を求め続ける26の窯元が集結。日本独自の文化から生まれた“豆皿”に焦点を当て展示販売する。

参加する窯元は、今右衛門窯、今村製陶、柿右衛門窯、梶謙製磁社、渓山窯、源右衛門窯、皓洋窯、香蘭社、しん窯、瀬兵窯、そうた窯、辻常陸窯、伝作窯、伝平窯、陶悦窯、徳幸窯、畑萬陶苑、深川製磁、福珠窯、福泉窯、藤巻製陶、やま平窯、与山窯、利久窯、李荘窯、224porcelainなど。

「Grobal(世界性)」ゾーンでは、デンマーク出身の著述家イェンス・イェンセン(Jens H. Jensen)がキュレーターとなり、“世界に誇るべき日本の職人技術やモノづくりの価値”を、雑誌『Discover Japan』と共に紹介する。出品作品は、モメンタムファクトリー・Orii(折井宏司)、フレスコ(fresco)、関美工堂、原菜央、漆くにもと(國本耕太郎)、京竹籠 こころ(小倉智恵美)、京表具 井上光雅堂(井上雅博)など。

「Creative(創造性)」ゾーンでは、ワトワ(watowa inc.)代表の小松隆宏が、日本の職人やアーティストの魂・技・感性と、贈り手の思いを融合させ、世界でたったひとつのギフトを創るプロジェクト「THE GIFTER」と共に、多彩な創り手によるオーダーメイドのギフトを紹介。

デザイナーの俵藤ひでとは、「メッセージ・バーコード」ギフトを提案。伝統の寄木細工の技術をアクリルに置き換え、“寄せアクリル”としてアート化した。伝達したいメッセージをバーコードで表現したこの作品は、実際のバーコードリーダーでも読み取りが可能だという。

ファニー・ドレスアップ・ラボ(Funny Dress-up Lab)の「ドレスアップステッカーポートレート」は、ミニ四駆のドレスアップステッカーをアクリルにコラージュし、贈りたい人の顔写真をもとに肖像画が創られるギフトを提案する。このほか、「Creative(創造性)」ゾーンでは、上出長右衛門窯、大平龍一、KENSEI YABUNO、高橋理子、倉本美津留の作品が出展される。
編集部
  • 新宿伊勢丹が日本工芸作品を新提案「職人解放区」/“豆皿”にフォーカス(※写真は有田焼の豆皿)
  • 新宿伊勢丹が日本工芸作品を新提案「職人解放区」/“豆皿”にフォーカス(※写真は有田焼の豆皿)
  • キュレーター アッシュコンセプトの名児耶秀美氏
  • 原菜央の「雉将(きじまさし)」
  • frescoの「solito/glass」
  • 京表具 井上光雅堂の作品
  • 京竹籠 花こころ(小倉智恵美)
  • キュレーター、著述家のイェンス・イェンセン氏
  • イェンス・イェンセン氏が日本の魅力について発信している『Discover Japan』
  • 俵藤ひでと の「メッセージ・バーコード」
  • Funny Dress-up Labの「ドレスアップステッカーポートレート」
  • キュレーターのTHE GIFTER 小松隆宏氏
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