オーバーサイズに別れを告げて! 細身&ロング丈が今のムード【パリスナップ】

2020.03.10
2月24日から3月3日まで開催された2020-21年秋冬シーズンのパリファッションウィーク。新型コロナウイルスの影響で、イベントやアフターパーティーなどのイベントがいくつかキャンセルされたものの、ショーとプレゼンテーションは粛々と行われた。渡航中止の決断をした業界人もいて例年よりは混雑していなかったが、オフランウェイでは相変わらず華やかでスタイリッシュな人々が街に活気をもたらした。9日間のパリコレ・オフランウェイで見受けられた最旬スタイルをご紹介!

クラシックやエレガンスといった、モード来の美しさを取り戻すブランドが多くロング&リーンな丈感に傾倒しつつあるようだ。特にその傾向はアウターに見られ、膝下長めのロングコートが今のムード。


1.
秋元梢(モデル)


日本を代表するモデル兼インフルエンサーの秋元梢は、「マリーン・セル(Marine Serre)」の真っ赤なロングコートをチョイス。全身を黒&赤のバイカラーが潔くそろえ、美しい黒髪と相まって一際オーラを放っていた。昨今の必需品であるマスクをファッションアイテムとして取り入れる、お手本のようなアウトフィット。


2.
ペネロペ・ゴールドストーン(エディター)


ロングコートに加えてバイカラーも一つの今季のトレンドキーワードと言えそう。イギリス版「マリー・クレール(Marie Claire)」のエディター、ペネロペは左右で色が異なるワークウエアとトレンチコートをハイブリッドさせたような「ブーゲッサ(BOUGUESSA)」のロングコートに、皮の切り替えしによってバイカラーにデザインされたブーツでスタイリング。コートでありドレスのようにも見える、クラシカルなアウターは春先にも活躍しそう。


3.
アイリーン(インフルエンサー)


細身シルエットのロングコートを選んだアイリーン。アウターに限らず、今季は体にジャストサイズのシルエットが台頭し、ストリートトレンドのオーバーサイズは影を薄めていた。中に着たドレスもロング丈で、足元はトレンドの膝丈ロングブーツで肌を見せないのが最旬スタイルだ。現代的な強い女性を印象付ける、ポインテッドトゥのシューズも今季のトレンドアイテムの一つ。


4.
キウィ・リー(インフルエンサー)


ディオールDior)のロング丈のベストコートでキメたのは、インフルエンサーのキウィ。アーティスティックなボタニカル柄が彩るモードな一着を、ジーンズと合わせてカジュアルダウン。ディオールのショー会場に訪れた業界人に最も支持されたのは、彼女が持っているトロント・モンテーニュだった。


【番外編】


スタイリストのアナベル・ローゼンダール(Annabel Rosendahl)もバッグはトロント・モンテーニュを選んだ。前シーズン所持率の高かった「ボッテガ・ヴェネタBOTTEGA VENETA)」のカセットに然り、スクエアのミドルサイズのショルダーバッグが人気。最も実用的で、流行り廃りのないバッグといえそう。





【プロフィール】
ELIE INOUE
パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける。主な寄稿媒体はFASHION HEADLINE、WWD Japan、ELLE Japan等。


ELIE INOUE
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