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『Purple』創刊者エレン・フライス初のエッセイ本【ShelfオススメBOOK】

2020.03.14
各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京渋谷神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。



■『エレンの日記』Elein Fleiss

「私は恋に落ちるといつも、その人と何かをつくりたいという欲望にかられる」

インディ・カルチャーの発火点となった仏ファッション誌『Purple』の創刊編集長エレン・フライスによる初の単著がついに刊行。

ファッション・映画・文学への情熱、アーティスト作家たちとの交流、東京やブラジルなど世界各地への、友人・恋人との出会いと別れ、新しい個人誌『Hélène』『The Purple Journal』の立ち上げ――薄っぺらな流行や商業主義を拒否しながら、自らの感受性を信じ、常に美しさを追い求める孤高の編集者エレンが綴った、珠玉の日記エッセイ38篇。

イントロダクションでは、訳者・林央子が1990年代~2000年代初頭の文化的背景とともにエレンの仕事の意義と今日性を紹介。また著者撮影の写真150点を収録(カラー16ページ)。2001年から2005年にかけてファッション誌『流行通信』で連載された「Elein’s Diary」の単行化である。

「本を開いたあとは、少し違う自分になったと感じていたい。私なのだけれど、今までとは違う私になって、世界を新しい目で眺めたいのだ」。





エレン・フライスは、1968年フランス生まれ。1992年から2000年代初頭にかけて、インディペンデントな編集方針によるファッション・カルチャー誌『Purple』を刊行。その後も個人的な視点にもとづくジャーナリズム誌『HÉLÈNE』『The Purple Journal』を手掛ける。また、1994年の「L’Hiver de L’Amour」をはじめ世界各国の美術館展覧会を企画。現在は、フランス南西部の町サン・タントナン・ノーブル・ヴァルで娘と暮らしながら、写真家としても活躍している。編著に『Les Chroniques Purple』(VACANT、2014年)。


【書籍情報】
『エレンの日記』
写真:エレン・フライス
出版社:アダチプレス
言語:日本語
ソフトカバー/214ページ/220×150mm
発刊:2020年
価格:2,400円
Shelfオフィシャルサイトで『エレンの日記』を購入する

<目次>
イントロダクション(林央子)/南部の春/リオ/シナリオ/私の四つのお気に入り/こんなにも違う/フレンチ・ラブ・ストーリー/ファッション撮影/ちょっと変わったクリスマス/ベルギーへ行った理由/フィフティーン・ラヴ/ニュースがいっぱい/アルメニアに行くまで/アルメニアへ行った理由/なぜ新聞を始めるのか/私とパリ/ニューヨークの九月/一〇年間、一〇の記憶/リタとリジーの訪問/バック・トゥ・ブラジル/新たな人生/東京の幸せ、長崎の悲しみ/即興/ブリュッセル、ボリス、等々/夏日記/ペトロポリスに行きたかった理由/ホテルの部屋から見た香港/ポーランド、『Purple』、等々/新生『Purple』のこと/マドリードへの旅/ファッションウィーク/四月三〇日、金曜日/台北での日々/クミコ/八月のパリ ロシア文学/ヴェネツィアの夢/ミラノ日記/『The Purple Journal』の印刷/ブダペストからベオグラードへ/最後のひとつ/あとがき
 
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