アートなイルミネーション「箱根ナイトミュージアム」が彫刻の森美術館で今年も開催

開催日:2019.11.29-2020.01.05
2019.11.12
箱根彫刻の森美術館では、屋外展示場と野外彫刻を活かした髙橋匡太によるライトアップ「箱根ナイトミュージアム」を、11月29日から2020年1月5日まで開催する。

髙橋匡太 《Glow with Night Garden Project in Hakone》
ガブリエル・ロアール《幸せをよぶシンフォニー彫刻》
Photo: Mito Murakami

クリスマスへのカウントダウンが始まる季節から新しい年にかけて開催し、今年で3年目となる「箱根ナイトミュージアム」。照明や映像を巧みに操って光の可能性に挑んでいるアーティスト・髙橋匡太による、彫刻の森美術館でしか体験できない「特別なアートとしてのライトアップ」を楽しめる。

髙橋匡太《Glow with Night Garden Project in Hakone》
Photo: Mito Murakami

会場では、無料で貸し出す提灯を持って夜の彫刻庭園を巡る。出会う彫刻や風景のライトアップの色に呼応して光が変わる提灯を持った参加者の動きが、夜景を作りあげていき、夜の屋外展示場を光でドローイングするかのような不思議な体験ができる。

また、これまでは館エリア屋外展示場までだった髙橋によるライトアップが、今回は緑陰広場まで拡大。回遊できるエリアも広がり、去年や一昨年に体験した方も新しい発見があるはず。

髙橋匡太《Glow with Night Garden Project in Hakone》
ガブリエル・ロアール《幸せをよぶシンフォニー彫刻》
Photo: Mito Murakami

SNSやテレビCMなどで話題のフォトジェニックスポット「幸せをよぶシンフォニー彫刻」もライトアップ。外光が差し込む日中は塔の中から、日が暮れてからは、光に包まれた塔を外からと、昼と夜どちらも思わずため息が出るような美しい光の世界が広がる。また、山中透による音楽の演出が加わることで、光と音楽のコラボレーションを堪能できる。

なお、7月にリニューアルオープンした「ピカソ館」も、本イベントに合わせて18時まで鑑賞可能。

箱根の山の中で繰り広げられる、光のアートを楽しんでみては?

【イベント情報】
箱根ナイトミュージアム
会期:11月29日〜2020年1月5日
会場:彫刻の森美術館 円形広場、本館エリア屋外展示場、緑陰広場
住所:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
点灯時間:16:45〜18:00(本館ギャラリー中2階・2階、一部屋外展示場は17:00閉館、入館は17:15まで、ピカソ館は18:00まで鑑賞可能)
提灯貸出場所:彫刻の森美術館 本館ギャラリー1階、緑陰ギャラリー1階(貸出無料)
提灯貸出時間:16:45〜17:30(返却は18:00まで受付)
料金:大人1,600円、大・高校生1,200円、中・小学生800円 ※通常入館料でライトアップまで体験可能、毎週土曜日はファミリー優待日(保護者1名につき小・中学生5名まで無料)
編集部
  • 髙橋匡太《Glow with Night Garden Project in Hakone》
  • 髙橋匡太《Glow with Night Garden Project in Hakone》
  • 髙橋匡太《Glow with Night Garden Project in Hakone》 ガブリエル・ロアール《幸せをよぶシンフォニー彫刻》
  • 髙橋匡太《Glow with Night Garden Project in Hakone》 岡本太郎《樹人》
  • 髙橋匡太 《Glow with Night Garden Project in Hakone》 ガブリエル・ロアール《幸せをよぶシンフォニー彫刻》
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