イ・ランのひとりごとエッセイ集『悲しくてかっこいい人』

2019.02.04


シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイストとして、多才さを発揮するソウル出身のイ・ラン(Lang Lee)が、エッセイ集『悲しくてかっこいい人』を発売した。

音楽のみならず、詞やエッセイが人々の心をつかみ、日本カルチャーシーンからもオファー殺到中のイ・ラン。 2017年には、韓国のグラミーともいわれる、韓国大衆音楽賞最優秀フォーク賞を受賞した。同書は、2016年冬に韓国で発売し、7刷のヒット作となった待望の日本語版となる。

ままならない日々の葛藤や疑問。生きることにつきものの、労働、孤独、恋愛、退屈、自意識との戦い…。アーティストとしての創作、社会との接点を通して、「いったい何者なのか? 」と自分をみつめる。日常を悲しみながら、あははと笑い飛ばすイ・ランの洒脱なユーモアあふれるひとりごとエッセイとなっている。


撮影:熊谷直子


すべてが過ぎ去ったあとに ようやく君は泣くのかい?
境界もピラミッドもない世界を願い、イ・ランが今日もまた問う。
「ほんとうにそうすべき?」
「何をしたら面白い?」
「わたしは何になれるだろうか?」







【プロフィール】
イ・ラン(이랑 Lang Lee)
1986 年ソウル生まれ。シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイスト。16 歳で高校中退、家出、独立後、イラストレーター、漫画家として仕事を始める。その後、国立の芸術大学に入り、映画の演出を専攻。日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、歌手デビュー。短編映画『変わらなくてはいけない』、『ゆとり』、コミック『イ・ラン 4 コマ漫画』、『私が 30 代になった』、アルバム『ヨンヨンスン』、『神様ごっこ』を発表(2016 年、スウィート・ドリームス・プレスより日本盤リリース)。『神様ごっこ』で、2017 年の第 14 回韓国大衆音楽賞最優秀フォーク楽曲賞を受賞。授賞式では、スピーチの最中にトロフィーをオークションにかけ、50 万ウォンで売ったことが話題となった(その顛末を『早稲田文学女性号』に本人が寄稿している)。


【書籍情報】
『悲しくてかっこいい人』
著者:イ・ラン
出版社:リトルモア
ソフトカバー/280ページ/四六判
翻訳:呉永雅(オ・ヨンア)
装幀:名久井直子
価格:1,800円



編集部
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