細長いフォルムで卵型を描くケースの曲線。ブレゲが発表する2つの新作タイムピース

2022.11.28
ブレゲが発表する2つの新作タイムピース。異なるスタイルを誇示しながらもこの2には共通点があります。それはダイヤル上で分針が進みながら形を変えてゆくのです。これにより、このアイコニックなコレクションに新たなアクセントをもたらします。


レディースウォッチを代表する「クイーン・オブ・ネイプルズ」コレクションは、1812年にナポレオンの妹でナポリ王妃カロリーヌ・ミュラに納品された、はじめての腕時計から着想を得ています。細長いフォルムで卵型を描くケースの曲線によって、一目でそのコレクションを認識することができます。現代的なコレクションにラインアップされた各モデルは、ダイヤモンドセッティング、手彫り装飾、更にはラッカー仕上げが施され、女性らしさへの讃歌となっています。このメゾン・ブレゲの新たな解釈は、そのオリジナリティに外れることなく斬新さを醸し出しています。


針の軌跡


この2本の新作の文字盤には賞賛と注目を集めるフレキシブルな可変分針が置かれています。この針は、魔法のような独創的メカニズムにより卵型の文字盤上の位置に応じてフォルムを変化させます。複数の特許の恩恵を受けるこの前例のないメカニズムはブレゲの銘を受けるクリエイションです。長さが可変する分針は先端でリンクされていながら双方が独立して作動する2本のアームによって形成されています。このアームは巧妙な輪列によって変形します。こうして分針は文字盤上で様々な形となり、12時位置では伸び、6時位置ではより丸みを帯びます。この目の錯覚を担う機構には、クイーン・オブ・ネイプルズ独自の曲線美を彷彿とさせる卵型のカムが搭載されているのです。分が刻まれていく毎に各々のアームが違うスピードで機能していきます。こうして針の形はその動きに合わせて絶えず変化し、タイムピースのフォルムにぴったりと合うように動きます。


独特な個性を宿した2つの美

魅惑のエレガンス


ホワイトゴールド製ケースは、光に応じて変化する繊細な色調を纏うミッドナイトブルーのマザーオブパールダイヤルと優雅なコントラストを形成しています。フランジ、ベゼル、ラグは161個のダイヤモンドがセットされ、リュウズにブリオレットカット・ダイヤモンド、そしてフォールディングバックルには28個のダイヤモンドがあしらわれています。時刻は文字盤の中央に配された小窓に巧みに表示されます。手描きのデッサンをイメージさせるタイポグラフィ調の分表示はプリントで示され、シルバーカラーのパウダーが施されます。このバージョンは文字盤のカラーとマッチするアリゲーターストラップが採用されています。20本限定モデル


プロポーションの遊び心


ホワイトラッカーの文字盤は、ミッドナイトブルーのアリゲーターストラップと対照的です。ホワイトゴールドケースには、ベゼル、フランジおよびリュウズにブルーサファイアがセッティングされています。文字盤に配されたさまざまなパーツは時計の上で舞っているようです。アラビア数字のインデックスは、分針の軌道同様、長く伸びたり縮んだりしています。


2つのタイムピース、1つのムーブメント


36.5×28.45mmの卵型のケース内部では、252個のパーツが自動巻ムーブメント 78A0を作動させており、その振動数は3.5 Hzを誇ります。このムーブメントは、シリコン製のひげゼンマイとインライン・スイスレバー脱進機を搭載しています。シリコンはさまざまな特性を備えており、腐食耐性や摩耗耐性に加え、磁場の影響を排除して時計の精度を向上させます。この複雑機構の輪列は、キャリバーの全部品と同様、見えない部分に至るまで、ブレゲの伝統に即してすべて手作業で丁寧に仕上げられています。ホワイトゴールド製ケースのサファイア・ケースバック(透明裏蓋)からは、プラチナ製ローターとコート・ド・ジュネーブ装飾、そして面取りされたムーブメントが姿を見せています。ゴールド製のケースには18世紀末からメゾン・ブレゲのアーカイブに記録され続けているシリアル番号が刻まれています。



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編集部
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