新フォントにスイスの若手デザイナーを起用、「リ・スタイル」のショッパーが一新

2012.12.09

伊勢丹新宿店3階モードフロアリモデルに伴い、リ・スタイルのショッパーがリニューアルされた。

今回「ReStyle」というロゴも刷新され、スイスのタイポグラファーデュオ、デヴィッド・ケシャヴェリとジュリアン・タヴェッリが制作した「Book(ブック)」というフォントを用いている。アートディレクションを担当したのは橋詰宗氏。

「”セレクト”ということが売り場の重要なテーマであるリ・スタイルと同様に、ゼロから作るのではなく、”選ぶという行為”をディレクションの要にすることが、今回の重要なブランディングになると考えた。デヴィッドとジュリアンは、フォントをプログラムで自動生成する手法を用いる一方、既存のアナログ的な制作プロセスも重視している。一から作るのではなく、作る方法を見つけるという手法が今回のプロジェクトに適任だと考え、ロゴの制作を依頼した。単に新しいロゴを作るというだけであれば、コンピュータを使えば作業は一瞬で済む。最終的にさまざまな場面で展開されるビジュアルに至るコミュニケーションや、そのストーリーデザインとして重要」と、起用した経緯について語る。

ショッパーは白、グレー、シルバーの3色展開で大中小の3サイズを用意。左下にReStyleのロゴでシルバーで箔押しされている。シルバーの封緘も用意され、RとSの新フォントが入る。
編集部
  • 新しくなったリ・スタイルのショッパー
  • 採用されたニューフォント「BOOK」
  • 左:橋詰宗氏、右:編集者の後藤繁雄氏
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