フラワーアーティスト東信率いるAMKK、「戦争と花」をテーマにした写真展を原宿The Massとの共同企画として開催

開催日:2018.07.20-08.15
2018.07.05
東京原宿にあるギャラリーThe Massでは、フラワーアーティスト東信が率いるAMKK(東信、樹研究所)との企画「戦争と花」を7月20日から8月15日まで開催。

© Bernie Boston / The Washington Post / Getty Images / Kyodo News

「AMKK」は、フラワーアーティスト・東信による、花と植物を題材とした実験的なクリエイションを展開していく集団。その活動は、花・植物のみが有しているもっとも神秘的な形を見つけ、芸術的レベルに変換し表現する事で、植物の存在価値を高める活動を行う。

展覧会は「戦争と花」をテーマとし、7~8年ほど前から東信らによって集められた「戦争」と「花」をめぐるイメージを基礎として、国際的な写真家集団であるマグナム・フォト、報道写真の膨大な蓄積を持つ朝日新聞フォトアーカイブ、共同通信イメージズらの協力も得て収集した、戦争を題材とした様々な切り口の写真を展示する。

人は生まれてから死ぬまでの間、祝いの花から励ましの花、弔いの花や祈りの花など、人生の様々な場面で花と寄り添って生きてきた。美しく咲き誇る花の姿に、そして儚く短い花の命に、人は言葉に出来ない感情や願い、慈しみを託して花を捧げる。それは「戦争」という人類の最も醜悪な歴史の一幕においても垣間見れる行為。今回、この「戦争」と「花」という一見相反する要素を一つのレンズの中で繋ぎ合わせた数々の写真作品を通じて、戦争と向き合い、一人でも多くの人々、とりわけ若い世代の人々にも平和への思いを深く思慮する機会として欲しいとの考えで開催される。

【展覧会情報】
戦争と花
会期:7月20日〜8月15日
会場:The Mass
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1
時間:12:00〜19:00
定休日:火、水曜日(8月14日、15日は特別開館)
編集部
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