銀河に包まれる幻想体験、無数のミラーボールをコントロールすることで生まれる光の世界

2018.05.26
幻想的なインスタレーション「ライツ&リークス」が1日限りの特別展示として3月31日、ニューヨークのグランド・プロスペクト・ホールで行われた。

ホールには、21×15メートルの部屋いっぱいに輝く50個のミラーボールと、4台のプロジェクターを設置。部屋の中へ入ると光り輝くミラーボールばかりが目に入るが、次第に視界いっぱいに光の反射が映り込み、自分の全身も光へ包み込まれていくのを感じることができる。プロジェクション・マッピングの技術を使いミラーボールへ反射させた光はさまざまな形とパターンを作り出せ、それらは空間の感じ方を敢えて不安定にしたり、変化させたりすることを可能にするのだそうだ。会場の設営時、念入りに一つひとつのミラーボールの反射を測定・計算しており、巨大なディスプレイ上でLEDを操作するように自在に光の反射を操ることができる。




このインスタレーションを考案・制作したのはカイル・マクドナルド(Kyle McDonald)とジョナス・ヨンゲヤン(Jonas Jongejan)の2人のアーティスト。マクドナルドは過去に「ストラクチャード・ライト」と呼ばれるテクニックを使い3Dスキャンを研究していた。当時はまだ技術が今ほど発達していなかったため、特殊なパターンを暗号化しプロジェクションしたものにプロジェクターとカメラを用いて3Dスキャンを行っていた。マクドナルドはその過程で、光を根的なレベルからプログラミングしコントロールすることが可能であることを発見したそうだ。「ライツ&リークス」が初公開となったのは2013年にデンマークで開催された「クリック・フェスティバル(CLICK FESTIVAL)」。フェスティバルに参加することになったマクドナルドは、その年のテーマが「コラボレーション」だったことから、参加メンバーの中から以前にも共に作業したことのあるヨンゲヤンを誘った。現在グーグルでもクリエイティブ・テクノロジストとして活躍するヨンゲヤンとのマッチングは完璧だったそうだ。本インスタレーションはその後パリ、ロサンゼルスでも過去に開催され、大きく人々の記憶に残った。


※本記事は (引用元: http://halfdanj.dk/, http://www.kylemcdonald.net/, http://julietteb.com/)に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
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