太宰府天満宮でピエール・ユイグが作品展示、1100年の変遷を辿る庭「ソトタマシイ」

開催日:2017.11.26-2018.05.06
2017.12.15
福岡県・太宰府天満宮では、2006年に始まった「太宰府天満宮アートプログラム」の記念すべき第10回目として、フランスアーティストピエール・ユイグが当宮のために手がけたパーマネント作品の庭「ソトタマシイ」を、11月26日から2018年5月6日まで公開中。

Photo by Pierre Huyghe

「神社の庭」としての境内を実際に歩き、宝物殿に展示されている境内図等の資料を眺め、1100余年にわたるその変遷に想像をめぐらせて構想された作は、ドクメンタ13(2012年)の「Untilled 未耕作地」プロジェクトでも作家が取り組んだ、自然と人為の関係性への考察を背景としている。

また宝物殿企画展示室では、この「庭」の発想の源ともなった資料を展示するとともに、ピエール・ユイグによる「庭」のプラン、ドローイングおよびスケッチを紹介。公開は通常土曜、日曜の11時から15時まで。年内の公開最終日は12月24日、年明け1月13日から公開予定。なお、雨天等都合により公開を中止する場合もあるため、Facebookページなどで事前確認してから訪れて。


【イベント情報】
太宰府天満宮アートプログラム vol.10 ピエール・ユイグ「ソトタマシイ」
Dazaifu Tenmangu Art Program vol.10 Pierre Huyghe ‘EXOMIND’
会期:11月26日〜2018年5月6日(5月6日に宝物殿関連展示が終了)
公開日時:土日11:00〜15:00
料金:宝物殿のみ 一般400円、高大生200円、小中生100円
編集部
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