ユニークな猫たちに逢う「猪熊弦一郎展 猫たち」がBunkamura ザ・ミュージアムにて開催

開催日:2018.03.20-04.18
2017.11.20

(無断転載禁止)

に対する客観的な視点と、友としての猫に対する敬愛の念が呼応した、猪熊弦一郎ならではのユニークな猫たちに逢える展覧会「猪熊弦一郎展   猫たち」が、渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムにて2018年3月20日から4月18日まで開催される。

繚乱の昭和の画壇にあって試行錯誤を繰り返しながらも、常に独自の境地を維持し、極めて個性的な作品群を残した画家・猪熊弦一郎。彼は「いちどに1ダースの猫を飼っていた」ほどの無類の猫好きとして知られ、私生活でも作品のモチーフとしても猫は重要な存在だった。もちろん、彼の芸術は猫だけにとどまるものではない。展は彼が愛した猫たちを描いた作品を堪能することで、猪熊弦一郎の奥深い世界に触れるきっかけとなるよう企画されており、猪熊の地元・香川県の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館所蔵の猫を描いた油彩、水彩、素描を中心に、猫以外の主題の作品も若干加えた百数十点によって構成されている。

なお、当日券より400円お得な早割チケット(一般のみ/税込900円)が、10月7日から2018年1月5日まで販売中。また、1月6日からは通常前売り券(一般/税込1,100円、大学・高校生/税込700円、中学・小学生/税込400円)と、数量限定のオリジナル缶バッジ付き前売券(一般のみ/税込1,400円)が3月19日まで販売される。


【展覧会情報】
「猪熊弦一郎展   猫たち」
会期:2018年3月20日~4月18日
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 地下1階
時間:10:00~18:00(毎週金曜、土曜は21:00まで)※入館は各閉館の30分前まで
料金: 一般 1,300円(1,100円)大学・高校生 900円(700円)中学・小学生 600円(400円)※( )内は前売および団体料金
会期中無休
編集部
  • 猪熊弦一郎 題名不明 1987年 インク・紙 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 題名不明 1985年 インク、鉛筆・紙 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 《妻と赤い服》 1950年 油彩・カンヴァス 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 題名不明 1986年 インク・紙 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 《青い服》 1949年 油彩・カンヴァス 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 題名不明 1954年頃 油彩・カンヴァス 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 題名不明 1950年代 版画・紙 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 《自転車と娘》 1954年 水彩、クレパス・紙 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 題名不明 1986年 インク・紙 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 題名不明 制作年不明 パステル・紙 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 《猫と食卓》 1952年 油彩・カンヴァス 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 《不思議なる会合》 1990年 アクリル・カンヴァス 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 題名不明 1987年頃 インク・紙 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 題名不明 1986年 鉛筆・紙 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 題名不明 制作年不明 インク・紙 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎 題名不明 1986年 インク・紙 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
  • 猪熊弦一郎(1902-1993) 撮影:高橋章 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
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