【ルック】ドルチェ&ガッバーナ 2022-23 秋冬 ウィメンズ コレクション

2022.03.04
2022年2月26日、ドルチェ&ガッバーナは2022-23 秋冬 ウィメンズ コレクションを発表しました。ドルチェ&ガッバーナは、2022-23 秋冬 ウィメンズ コレクションを通して、ブランドのDNAの新たなビジョンを提示しました。

©DOLCE&GABBANA
キーワードは「メタバース」、「彫刻的、ジオメトリックなシェイプ」、「80年代の美学」、「ゲーム、バーチャル世界のヒロイン」などです。シチリアとアイコニックなブラックをメタバースというサイバー世界で再解釈し、DNA 3.0を表現するニューヒロインたちを、まるでゲームから出てきたかのように登場させました。このヒロインたちは紛れもなく「セクシー」ですが、そのビジョンは決してステレオタイプではなく、各々の個性やスタイルと切り離せない部分としての「セクシー」を体現しています。

©DOLCE&GABBANA
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テクスチャーの選び方や使い方にも進化が表れています。モダンかつテクニカルな素材は、メタバースを想起させます。虹色の光沢、クロコダイルプリント、エコファーによるミラーリング、ラミネート、新たなラップニット、ナイロンーこうした素材が極端なまでにイメージを増幅し、このショーのアイデアが生まれ、発展していった過程を想起させます。

©DOLCE&GABBANA
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今回のショーでフォーカスが当てられたコンセプトは、プロポーション、ボリューム、そしてライン。デザイナーの二人は彫刻的かつジオメトリックな、新たなシルエットを生み出しました。逆三角形のライン、クラシックなジャケットはオーバーサイズかつテクニカル素材で新たに考案され、ボリューム感と大き目のショルダーで強調されています。マスキュリンな雰囲気を漂わせつつも、スタイルはどれもセクシーさを保っています。

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ブラックやレッド、メタリックカラーや強く大胆な色合いが、ルックキャラクターの持つ独自性を強調しています。現実と想像の境目が分からなくなるような、ホワイトのTシャツにブラックのコルセットがトロンプルイユのようにあしらわれたルックも。ロゴプリントや、コンビネーションカラーのエコファーによるオーバコートで仕上げられたルックは、あたかもゲームから飛び出してきたかのようなバーチャルな印象を携えています。

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ジャンピエロ・ダレッサンドロ( GIANPIERO D’ALESSANDRO)コメント
「私にとってドルチェ&ガッバーナは、イタリアの美しさすべてを象徴しています。ステファノとドメニコと初めて会い、彼らのために描いたデッサンを渡した時のことを今でも覚えています。二人は自分たちのストーリーや、すべてがどのように始まったかを話し始めました。その時の二人の瞳に宿った情熱が、今でも忘れられません。ファッション界のストーリーを描いてきた、そしてこれからも描き続けるブランドとコラボレーションできることは、私にとって大きな喜びです。"Proudly made in Italy"(誇り高きイタリア製)。私の想像の中でドルチェ&ガッバーナは幸せな「場所」であり、のびのびと過ごした子どもの頃の記憶など、人々の感情に訴える美徳を表現したいと思ったことで今回のグラフィックを選びました。」


アクセサリーの主役となるのは、ジップやストラップが遊び心ある、スティレットヒールのサンダル。ブラックのニーハイソックスと併せて提案されています。フューチャリスティックなアイテムとしては、シルバーやゴールドのクロコダイルプリントによるブーツ、カラフルなラバーによるトイシューズ、またエコファー素材のミュールやマキシ丈ブーツなどが登場します。

レザーグッズには3つのコンセプトが採り入れられました。ひとつは、リジッドで彫刻的かつジオメトリックなシェイプ。ミニマルで、どこか80年代的な雰囲気を感じさせます。金具やストラップなどの要素が極限までそぎ落とされ、シェイプを際立たせています。2つ目は、カーフスキンのラッフル素材によるソフトバッグたち。3つ目は、エコファーによるショッピングバッグです。

©DOLCE&GABBANA
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編集部
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