ウォーホルのミューズ・イーディの売り場が伊勢丹新宿に登場、伝説の雑誌「プレクサス」もフルセットでマニア垂涎

2013.05.15

今年8月に国立新美術館で開催予定の大規模なアンディ・ウォーホル展が話題となっているが、60から70年代のファッションを発信する伊勢丹新宿店2階の「ディケード(DECADE)」でも現在、「ポップアート」をテーマに、ウォーホルのミューズであり、当時のファッションアイコンでもあるイーディ・セジウィックをイメージしたアイテムを取りそろえている。期間は5月28日まで。

店頭では、イーディをイメージした、「エリンバイ ・エリン・フェザーストン(ERIN by Erin Fetherston)」のリップ柄のドレスや、「ルルギネス(Lulu Guinness)」のリップ型バッグを始め、「ハーヴェイフェアクロス(Harvey Faircloth)」のショートパンツや「シックトック(Cehik tok)」の雑貨など当時のスタイルを伝えるアイテムが並ぶ。

更に、代官山蔦屋書店がセレクトする棚にも、イーディやウォーホル、ポップアートに関する書籍ヴィンテージを含め、集められている。中でも注目は、当時フランスで発行されていたカルチャー雑誌「プレクサス(Plexus)」。創刊号から最終号までをセットにして販売。全37巻がそろって手に入るのは日本ではここだけだという。価格は25万2,000円で1セットのみの限定

イーディは、1960年代に友人の紹介がきっかけでウォーホルと出会った。その後彼が制作する映画に出演したり、ポップカルチャーのアイコンとして「ヴォーグ」などにモデルとして登場したりし一躍時代の寵児となるが、1971年に28歳で急死。その人生は60年代の象徴として語り継がれ、2006年にはシエナ・ミラー主演で彼女の伝記映画『ファクトリーガール』が公開されている。
編集部
  • ディケードショップでは、「ポップアート」をテーマに、アンディ・ウォーホルのミューズであり、60年代のファッションアイコン、イーディ・セジウィックをイメージしたアイテムを取りそろえている
  • 伝説の雑誌「プレクサス」が全巻そろうのは日本でここだけ
  • イーディやポップアートをテーマにしたウエアや雑貨が並ぶディケイド店内
  • リップ柄のウエアは「エリンバイ・エリン・フェザーストン」
  • 60から70年代スタイルに必須のクラッチバッグ
  • 「ルルギネス」のリップ型クラッチバッグ
  • 代官山蔦屋が提案する本棚にもイーディーやウォーホル、ポップアートに関するアイテムが並ぶ
  • ティルマン・オスターヴォルト著「ポップ・アート」
  • テリー・リチャードソンの父、ボブ・リチャードソンの写真集なども並ぶ
  • 「ツァイトガイスト&グラムール:フォトグラフィー・オブ・ザ・60s&70s」には、60から70年代のファッション情報が満載
  • 「ルルギネス」のリップ型クラッチバッグ
  • 「ルルギネス」のリップ型クラッチバッグ
  • 「ルルギネス」のリップ型クラッチバッグ
  • 「ルルギネス」のリップ型クラッチバッグ
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