アトリエ・コロン「オレンジ・サングイン」がフレグランス大賞獲得

2014.09.25

香水ブランド「アトリエ・コロン」の「オレンジ・サングイン」が、第5回「日フレグランス大賞」のラグジュアリー レディース部門を受賞した。

「家族がそろったテラスでの朝食」をイメージしたオレンジ・サングインは、フレッシュなオレンジの香り漂うシトラス フルーティーノート。イタリアのブラッドオレンジやマンダリン、ビターオレンジのフレッシュなトップノートに、エジプトのジャスミンや南アフリカのゼラニウムがほんのり香るミドルノートが連なり、ブラジルのトンカビーンズ、インドネシアサンダルウッドが締めくくる。

2009年設立のアトリエ・コロンは、伝統的な香水・コロンに特化したメゾン。創始者のシルヴィー・ガンター(Sylvie Ganter)とクリストフ・セルヴァセル(Christopher Cervasel)により、オーデコロンのフレッシュ感を保ちつつオードパルファンのように賦香率が高い、新たなフレグランスのカテゴリー「コロン・アブソリュ」が誕生した。現在はパリニューヨークに直営ブティックを持ち、世界20ヶ国(13年春現在)で展開中。

日本フレグランス協会が10月1日を「香水の日」と制定した10年に「日本フレグランス大賞」も誕生。前年7月から今年6月までに発売されたフレグランスの中から、香りのみならずボトルの美しさや話題性などが高く評価されたアイテムをノミネート。フレグランス・オブ・ザ・イヤー、ベスト・ボトルデザインウィメンズメンズユニセックスのフレグランス別、及びブランドのポジショニング別に表彰する。

14年度は8月5日に審査会を実施。フレグランス業界関係者、メディアやリテーラー約40名がノミネート商品の香りとボトルを評価した。
くまがいなお
  • アトリエ・コロンのオレンジ・サングイン
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