“書体”の持つデザイン性を注入、眼鏡ブランドTYPEが新モデル発売

2015.08.12

書体(typeface)を選ぶように眼鏡のデザインを選ぶ、という新しいコンセプトを持ったブランドとして昨年1月に発表された眼鏡ブランド、TYPE。8月11日、新たに4つのモデル(各25,000円)が発売された。

書体によってメッセージの伝わり方に影響を与えるように、フレームの微妙なデザインの違いが、眼鏡をかける人の印象に変化をもたらすーーそんなデザイン的な側面から眼鏡を捉え、書体と眼鏡の機能的・デザイン的な共通点に着想を得たものを、“眼鏡の聖地”と呼ばれる鯖江市の職人が手作りしている。

名前にもそのコンセプトは現れており、ヘルベチカ(Helvetica(R))、ギャラモン(Garamond)など、それぞれの眼鏡には書体の名前が付けられ、その書体をインスピレーションに基づいてフレームをデザイン。また、同じ書体で異なる“ウェイト”を選ぶように、眼鏡は異なるフレームの太さ(3タイプ:Light、Regular、Bold)から自分にあったデザインを選ぶことができる。

今回発表された新モデルは、ユーロスタイル(Eurostile)、フリッツ・クアドラ(Friz Quadrata)、オプティマ(Optima)、セリフ・ゴシック(Serif Gothic)の4つ。これまでと同様にフレームの色は3色(Black、Tortoise<べっこう>、clear)、3タイプの太さ(眼鏡フレーム、サングラス対応/ただし、Friz QuadrataのみRegularとBoldの2タイプ)から選ぶことができ、それぞれに書体の持つ特徴を内包したデザインとなっている。

イタリアで誕生した書体からインスピレーションを得た「Eurostile」は、丸みのあるスクエアで構成された、愛嬌のあるデザイン。一方、大学や政府機関で広く使われている書体を基に、鋭角でエッジが効いた「Friz Quadrata」は、主張のある印象的な目元を演出できる。

50年代にイタリアのサンタ・クローチェ聖堂の碑文にインスパイアされて制作されたと言われている書体から着想を得た「Optima」は、現代的かつクラシックさも併せ持つ洗練された丸みのあるデザインが特徴。そして、丸みと直線的なシャープさの両方が印象的な「Serif Gothic」は、シンプルかつ個性的なアイテムに仕上げられている。

取扱いは、TYPEの公式WEBサイト、Oh My Glasses TOKYO 渋谷ロフト店、メガネ通販サイト「Oh My Glasses TOKYO」にて。また、9月初旬には1LDK AOYAMA HOTELでのポップアップを予定している。
編集部
  • 書体(typeface)を選ぶように眼鏡のデザインを選ぶ、眼鏡ブランド「TYPE」が4つの新モデル発売
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