パリの新たな美術館「ブルス ドゥ コメルス」って知ってる? 安藤忠雄による内装にも注目【From cities 世界の都市に憧れて vol.11】

2021.07.26



美術館限定グッズも必見! 関連書物が並ぶ「ブックコーナー」へ


1階に設けられた「ブックコーナー」には、展示作品を手掛けたアーティスト作品集から、ブルス・ドゥ・コメルスの建築歴史の関連書籍まで、約250種類の書籍がそろう。

また、美術館土産として人気のポストカードやトートバッグステーショナリーの他、レストランのブラス シェフのレシピや穀粒入りタブレットチョコレート各種など本美術館ならではのスーベニアを購入することもできる。




こちらは、ユニークな手袋とメタルの物差し。We do not work alone 社によるアート的な日常のオブジェの一つで、コットンの手袋には“Love”“Hate”と片手ずつ異なるワードがプリントされている。インチとセンチメートルの物差しは、よく見ると、記載されている計算式の合計が同じになるという、ウィットに富んだグッズだ。

展示からショップまで見どころ満載の「ブルス ドゥ コメルス」。実際に足を運べば、各々の琴線に触れる発見が数多くあるはず。今後の展開やアプローチも見逃せない、パリのアートスポットとして、トラベルウィッシュリストに追加しておきたい。

最後に、今回のレポートを終えたパリ在住スタッフからのコメントを。

《From:パリ在住スタッフ》
近年までこの建物内で行われたファッション展示会の際に訪れたことはあったのですが、まず印象深かったのは、見覚えのあるこの歴史的建造物のディテールが残されて改修されている点でした。中央に進むと、自然光に包まれた円形空間とドームの美しい形に惹き込まれます。展示されているオブジェも流れる時間に静かに佇みながら溶けています。その空間と時の調和の中で、不思議な感覚になりました。収集作品は、難解に思われがちなコンテンポラリーアートとはいえ、いつかどこかで見たことがあるような印象の作品群です。時代の変遷とともに、私たちは、ファッション、カルチャーに反映されたアートのフィルターを通して、無意識のうちに共鳴しているのかもしれません。


いつかまた気兼ねなく海外に出かけられるようになった暁には、本記事で紹介の「ブルス ドゥ コメルス」に、ぜひ、訪れてみてほしい。

【施設情報】
Bourse de Commerce - Pinault Collection
住所:2, rue de Viarmes, 75001 Paris
時間:11:00~19:00(金曜日 ~21:00)
※第1土曜日の17:00-21:00 入場無料
休館日:火曜日、5月1日
URL:https://www.pinaultcollection.com/en/boursedecommerce


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編集部
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