花びらをまとった鉢や器、渋谷ヒカリエの小山登美夫ギャラリーで陶芸家・岡崎裕子展がスタート

2016.12.19

小山登美夫ギャラリーがディレクションする渋谷ヒカリエの8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryにて、12月21日より陶芸家・岡崎裕子の展覧会がスタートする。岡崎裕子は、株式会社イッセイミヤケに広報として勤務した後、茨城県笠間市の陶芸家・森田榮一氏に弟子入りし、5年の修業期間を経て陶芸家となった、やや異色の経歴の持ち主。草花や虫、季節の移ろいをモチーフにした作品が多く、日常の生活に馴染みつつ、優美でモダンな雰囲気を持つ点が特徴的だ。

小山登美夫ギャラリーでの3度目の個展となる今回は、今までの作品にも度々あしらわれてきた花のモチーフをさらに追求し、「幼い頃に見た花の記憶を辿りながら、指紋が残るほどしっかりと一枚一枚自分の指で作った」というPETAL(花びら)がより立体的に施され、200枚もの花びらをまとった鉢や、花に舞う蝶のような、白地に金彩を施したなど約200点が展示される。作家自身、「器の中に広がる世界に、体中で飛び込んで行くような、とても楽しく不思議な経験だった」と語り、その言葉を体現するように生き生きと立ち上がる花びらが、ドレスを飾る繊細なレースのように器を彩っている。

初日の21日は作家も在廊し、19時からはアーティストトークも行われる。

【展覧会情報】
岡崎裕子展「PETAL 花びらの器」
場所:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
住所:東京渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
会期:12月21日~2017年1月9日(12月31日は18:00までの短縮営業、2017年1月1日は休廊)
時間:11:00~20:00
入場無料
辻 あい子
  • 岡崎裕子展「PETAL 花びらの器」
  • petal cup and saucer 2016 ceramic h. 9.0 × φ 14.0 cm
  • golden flower bowl 2016 ceramic h. 6.8 × φ 21.0 cm
  • petal rim bowl 2016 ceramic h. 12.0 × φ 19.0 cm
  • golden dots square plate 2016 ceramic h. 1.5 × h. 28.5 × d. 16.5 cm
ページトップへ