銀座FWスタート。松屋、三越、プランタンが三者三様スタイリング提案

2014.10.24

松屋銀座銀座三越、プランタン銀座の3店が共同で開催するファッションイベント「ギンザ ファッション ウィーク(GINZA FASHION WEEK)」が10月22日にスタートした。11月4日まで。

今回で7回目を迎える同イベントの趣旨は、「銀座から世界に向けて、旬のファッションを発信していく」こと。今回は同3店舗が初めて、銀座の街の祭り“オータムギンザ”にも参加するため、多方面から銀座地区が盛り上がるのではないか、と注目されている。オータムギンザとは、茶道五流派が一堂に集まり、銀座の秋の風物にもなっている“銀茶会”や、銀座の名店レストランメニューを特別価格で賞味できる“ダイナースクラブ銀座レストランウィーク”などのイベントを総称した呼称。

22日に行われたギンザ ファッション ウィークのオープニングセレモニーでは、松屋銀座、銀座三越、プランタン銀座の3店舗が、各店独自のテーマを設け、担当者が今年の秋冬のスタイリングを紹介した。

松屋銀座は“ジャパンパワー(JAPAN POWER)”をテーマに日製、日本素材、日本人デザイナーに焦点をあて、ニットを中心とした製品を紹介。「ナネットレポー(nanettelepore)」のワンピース(3万9,000円)は、尾州産の生地を使用したチェック柄とロイヤルブルーのリバーシブル。「アルチザン(ARTISAN)」のカーディガン(5万3,000円)は、ブリテッシュウール糸を使用し、新潟県五泉市で編み上げたという。

銀座三越は“NEW 70’s ギンザ ニュー トラディション”をテーマに70年代のスタイルをモダンにアップデートした“GIN-TRA”スタイルを提案。ハマトラ御三家の一つ「フクゾー(FUKUZO)」とお嬢様系ワンピースの王道「マーリエ(Maglie)」がコラボレーションしたワンピース(4万2,000円)は、トラッドな雰囲気のタータンチェックに胸元のタツノオトシゴの刺繍がアクセントとなる。横浜元町の「キタムラ(Kitamura)」からは、タブレットが収納できる前ポケットを備えた、機能的なハンドバッグ(41,667円)を同店限定で販売する。

プランタン銀座のテーマは“フレンチ テイスト(FRENCH TASTE)”で、銀座で感じるフランスライフスタイル”を提案。フランスワインをイメージさせるボルドーをメインカラーにしたファッションを紹介する。「ランバン オン ブルーLANVIN en Bleu)」のドレス(3万8,000円)はスワロフスキー付きの大きなリボンがアクセントの華やかなドレス。また、スマートフォン対応ジャージグローブはバイカラー(3,600円)、刺繍入り(4,300円)、レースリボン(3,600円)を展開、グローブをはめたまま電話操作ができるというプランタン銀座オリジナルデザインを用意している。
編集部
  • (左から)プランタン銀座、松屋銀座、銀座三越は、それぞれ今年の秋冬のスタイリングを提案
  • (左から)プランタン銀座、松屋銀座、銀座三越は、それぞれ今年の秋冬のスタイリングを提案
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