松野屋が提案する「荒物雑貨展」馬喰町で今年も開催!真夏の夜のバルやライブも

2016.07.09

昔ながらの暮らしの道具、荒物雑貨。懐かしく、そして新しい、そんな荒物雑貨を商う松野屋が、『暮らしの道具 松野屋 荒物雑貨展』が、馬喰町ART+EATで7月15日から30日の期間開催される。

今年で5回目となる同イベントは、毎年新たなイベントを盛り込み、多くの人たちを楽しませている。今年注目のイベントについて、店主・松野弘さんは「松野屋のカゴやザルに夏のをアレンジするという、Bouquet de soleil(ブケ ド ソレイユ)主宰の井出綾さんのワークショップです。これは谷中の松野屋で時々開催しているのですが大人気なんですよ」と話す。プランツスタイリスト井出さんが手掛ける自然と暮らしをつなぐフラワーアレンジにはファンが多く、すでに16日開催のワークショップには予約がはいりはじめているとか。

また23日はサブイベントデーとして、店主ご夫人・松野きぬ子さんの「雑巾ワークショップ」からスタート。20年ほど前までは、不要な布を雑巾にするという習慣があったのに、今や雑巾といえば買うものとして考えている人たちが少なくない。「声高にリデュース、リユース、リサイクルとうたうのではなく、古くなったタオルや手拭でチクチク雑巾をつくる。そんなことが日々の暮らしを少しでもみつめなおす時間やきっかけになれば」と松野さん。

また店主・松野さんが店で扱うカゴやザル、箒やバケツの職人や制作現場を撮影した映像とともに語る『荒物雑貨トークショー』も開催する。荒物雑貨の物語を聞くことで、モノの見え方や選び方が変わってくるかもしれない。

今、注目している道具や作り手は?「最近、お付き合いしている茨城の職人さんが作る真竹のカゴですね。カゴやザルなどを6種類ほど作っていただいています。仕事はきれいで丁寧だし、ちょっとしたセンスがすごくいい。作っているのは、80歳になるおじいさんなんですけどね。カゴ好きには、ぜひ見て欲しいですね」と松野さん。

展示会では、カゴやザル、箒やバケツ、アルマイトの、塗りの弁当箱、オリジナルトートバック、など暮らしの道具がずらりとお出迎え。年々、おもしろくなっているイースト東京で荒物ワールドを堪能したい。

【イベント情報】
「暮らしの道具 松野屋 荒物雑貨展」
会場:馬喰町ART+EAT
住所:東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル201
会期:2016年7月15日~7月30日
時間:11:00~19:00(火~木)、11:00~22:30(金・土のみバータイムあり)
電話:松野屋/03-3661-8718
馬喰町ART+EAT/03-6413-8049

【サブイベント】
■7月16日
井出綾「夏の実りをかごに生ける」
*予約制。イベント詳細や予約は馬喰町ART+EATか松野屋まで

■7月23日
松野きぬ子 雑巾ワークショップ 14:00~16:00(無料)
松野弘 荒物雑貨トークショー 16:30~18:00(無料)
LIVE TIME 19:00~22:00
*雑巾ワークショップとトークショーは馬喰町ART+EATか松野屋で予約。
森有貴子
  • 松野屋が提案する「荒物雑貨展」馬喰町で今年も開催!真夏の夜のバルやライブも
  • 松野屋谷中店
  • 井出綾さんによるワークショップ
  • 真竹のカゴを作る茨城の職人さん
  • 松野きぬ子さんによる雑巾ワークショップ
  • 松野弘社長のトークショー
  • 松野屋谷中店
ページトップへ