トム・ブラウンを考察する会が開催。メンズスーツを考える「シンクオブファッション」

2013.04.16

人々の装いについての文化や社会現象などを考えていく会「シンクオブファッション(Think of Fashion)」の第7回が、渋谷神宮前カフェギャラリー「ブロックハウス(blockhouse)」にて28日18時より開催される。

今回のテーマは「トム・ブラウン:2000年代以降のメンズ・スーツ」。京都服飾文化研究財団の石関亮(いしぜき・まこと)と共に、スーツデザインの「正統」から逸脱したデザインを実践するトム・ブラウン(Thom Browne)の手法を考察しながら、メンズスーツのデザインや現代ファッションにおけるその役割などについて考えていく。会費はワンドリンク付き2,000円。

男性ファッションが注目を集める2000年代、「グッチGUCCI)」のトム・フォード(Tom Ford)や「ディオールオム(Dior Homme)」のエディ・スリマンHedi Slimane)が独自のスタイルを提案しスーツに新しいイメージを付加してきたが、トム・ブラウンはスーツを自身の服作りの中心に置き、独自の着丈バランスをトレンドとして定番化。スーツ各部のプロポーションを様々に変化させるデザイン上の試みを行っている。

また、同ブランドは先日開催されたGQジャパン創刊10周年記念パーティーで行われたトークショーでメンズファッションで衝撃を与えたブランドとしても話題となっていた。


イベント情報】
シンク オブ ファッション007「トム・ブラウン:2000年代以降のメンズ・スーツ」
日時:2013年4月28日18:00から19:30(終了後、講師を交えてアフタートークあり)
会場:カフェ&ギャラリー「ブロックハウス」
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-9
料金:2,000円(1ドリンク付き)
滝田奈緒
  • 今回のテーマは「トム・ブラウン:2000年代以降のメンズ・スーツ」
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