オリヴィア・ワイルド初監督作「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」8月21日より全国公開

開催日:2020.08.21
2020.07.31
女子高生コンビのパーティー・デビューをめぐる一夜の騒動を描いた、オリヴィア・ワイルド初監督作「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」が、8月21日より全国公開される。


「her/世界でひとつの彼女」「リチャード・ジュエル」の女優オリヴィア・ワイルドが、 “俺たち”シリーズ「バイス」でおなじみのウィル・フェレルとアダム・マッケイ製作総指揮の下、華麗に映画監督に転身。

これまでになく大胆でパワフルな⻘春コメディは、SXSW映画祭を熱狂させ数々の映画賞を席巻。また、監督、脚、主演のすべてが女性主導という作品に、テイラー・スウィフト、ナタリー・ポートマンら多くのセレブが絶賛と支持表明したことも大きな話題となり全米を熱狂させた。

オリヴィア・ワイルド
主人公は、高校時代を輝かしい将来への助走期間と位置づけ、勉学に励んできたモリー(ビーニー・ フェルドスタイン)とエイミー(ケイトリン・デヴァー)。

今作をユニークにしているのは、 勉強はできてもスクールカーストで下位に位置づけられている彼女たちが、ギーク(勉強の虫)な女子高生ではなく、ウィットに富み、毒舌で、恋や性にも好奇心旺盛なキャラクターとして描かれているところだろう。

エイミーは、最初から“クイア”であることをカミングアウトしていて、そこに葛藤はない。レベル・ウィルソンの Netflixで配信中「ロマンチックじゃない? 」の脚本家陣が、見かけや趣向のステレオタイプを排除し多面的なキャラクターを作り上げ、⻑編初監督を務めるオリヴィア・ワイルドによってフレッシュにまとめあげられた。

主役のモリーたちだけでなく、全ての登場人物にリアリティのあるセリフを語らせることで、わずか1時間42分の映画のなかに、まるで、彼らが過ごした高校生活がそのまま封じ込められたようなストーリーとなっているところも見所。

たった一晩のはちゃめちゃな冒険が、全ての登場人物に気づきを与え、爆笑の後には過ぎ去った時間の愛しさと、彼らを待つ未来の美しさを予感させる本作。憧れや回顧、掛け替えのない青春時代に思いを馳せながら、鑑賞してみては。



■「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー 」あらすじ
明日は卒業式。親友同士のモリーとエイミーは、高校生活の全てを勉学に費やし輝かしい進路を勝ちとった。ところが、パーティー三昧だった同級生たちも同じくらいハイレベルな 進路を歩むこと知り驚愕。2 人は失った時間を取り戻すべく、卒業パーティーに乗り込むことを決意する。



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【映画情報】
「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」
8月21日ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

監督:オリヴィア・ワイルド
製作:アダム・マッケイ、ウィル・フェレル
出演:ビーニー・フェルドスタイン(「レディ・バード」)
ケイトリン・ディーヴァー(「デトロイト」)
配給:ロングライド
URL:https://longride.jp/booksmart
2019年/アメリカ/英語/102分/スコープ/カラー/5.1ch/原題:BOOKSMART/日本語字幕:髙内朝子

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編集部
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