オフィスで“柄物”を制すには、丈感と小物とのバランスを重要視すべし! 【パリスナップ】

2019.06.26
お仕事服でも女性らしさを忘れず、尚且つファッションを楽しみたい人には柄物がオススメ。オフィスでも悪目立ちしないためには、丈感や小物とのバランスに注目して。柄物好きのパリジェンヌを参考にすれば、お仕事服をアップデートできるかも。


1.
アンヌ(ジュエリーデザイナー/34歳)


父親が経営するファインジュエリーブランドで、デザイナーとして勤務するアンヌ。チェック柄のシフォンのドレスにはヴィンテージジャケットと「シュリンプ(Shrimps)」の最旬バッグで、トレンドをおさえつつも上品にまとまっている。足元はパリジェンヌの定番である「シャネルCHANEL)」のバレエシューズ


2.
マルゴー(バーテンダー/25歳)


マルゴーは、大小のドットが描かれたヴィンテージのドレスを着用してバーに出勤中。スリットの入ったロングドレスは程よく色気があって、男女問わず支持されそう。柄物ロングドレスは存在感があるため、全体的に重くならないよう、彼女のようにスッキリまとめ髪でバランスを取って。


3.
セルマ(クリエイティブ・ディレクター/26歳)


パリの伝説的コンセプトストア、コレットに勤めていたセルマはさすがのモード感! フェミニンな柄のシルクのスカートを基盤に、オレンジのジャケットとスニーカーで色に統一感を持たせて、全体的にはトレンドなストリートスタイルに落ち着いている。メンズブランド「ノア(Noah)」のキャップとガーリーなパールピアスという相反するアクセサリーの組み合わせも今っぽい! 


4.
ジャスティーヌ(テキスタイルディレクター/40歳)


花柄のラップドレスは、パリジェンヌのユニフォームとも呼ぶべき、夏の定番アイテム。オフィスにデートにバカンスに、様々な場面で活躍する。カフェでミーティング中だったジャスティーヌは、白スニーカーでカジュアルなお仕事服として着用。柄物のドレスやスカートを選ぶ時は、パリジェンヌのように膝下丈でフェミニンになり過ぎないようにするのがコツ。


【プロフィール】
ELIE INOUE
パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける。主な寄稿媒体はFASHION HEADLINE、WWD Japan、ELLE Japan等。
ELIE INOUE
  • アンヌ(ジュエリーデザイナー/34歳)
  • マルゴー(バーテンダー/25歳)
  • セルマ(クリエイティブ・ディレクター/26歳)
  • ジャスティーヌ(テキスタイルディレクター/40歳)
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