阪急メンズ東京が3月にリニューアルオープン、男性たちの新しい“冒険基地”に一新

2019.02.04
東京有楽町阪急メンズ東京が3月15日、コンセプトを新たにリニューアルオープンする。


阪急メンズ東京は2011年10月、「世界が舞台の、男たちへ。」をテーマに、大人のためのメンズファッションスペシャリティストアとして開業。開業以来初となる今回の大規模リニューアルでは、基礎、基準、拠点を意味する「BASE」をキーワードに、クリエイティブコンシャスな男性たちの“冒険基地”として、地下1階から地上7階までを一新。メンズファッションやカルチャーの起点となる、新しいデパートメントストアのスタイルを目指す。

7階は、歴史や文化に裏打ちされたストーリーのある物と、現代の要素を掛け合わせて再解釈された新たな価値を持つファッションやライフスタイルを提案するフロア。「ヴィンテージ&リバイバル」をテーマに、ストアコンセプトを最も象徴するフロアに位置づけられている。一流の審美眼を持つ国内外のプロフェッショナルが厳選したヴィンテージアイテムを中心に、ファニチャー、音楽雑貨、趣味用品などを幅広く集積し、その楽しみ方も提案。また、アメリカブルックリンに本店を構える「ルドロー・ブラント(LUDLOW BLUNT)」とラルフローレン(RALPH LAUREN)による「ダブルアールエル(Double RL)」のコラボレーションから誕生したバーバーなど、話題性のある新業態も並ぶ。

6階は、ルールや時流に縛られない、個性的で突き抜けたファッションのヒントが詰まったフロア。国内外で発掘した新進ブランドを独自に編集するセレクトショップ「ガラージュ D.エディット(GARAGE D.EDIT)」や、今回が日本初のショップ展開となるアメリカのジュエリーブランド「コディ サンダーソン(CODY SANDERSON)」を始め、「アンダーカバーUNDERCOVER)」「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マンCOMME des GARCONS JUNYA WATANABE MAN)」「ネイバーフッドNEIGHBORHOOD)」といった日本のストリートシーンを牽引するブランドが出店。さらに、限定品を中心とした自動販売機やガジェットとギフトなどを取り扱うイベントギャラリースペースを新設する。



5階は、伝統的な英国からコンテンポラリーなスニーカーまで、世界中からセレクトしたシューズがそろう、シューズマニア垂涎の靴専科フロア。ルーツやデザインの多様性に富んだシューズコレクションを展開する他、メンズショップでは世界初となる「セルジオロッシ(Sergio Rossi)」を始め、「サントーニ(Santoni)」や「ジョンロブ(John Lobb)」といった老舗のレザーシューズブランドもショップを構える。また、スーツやレザーシューズなどをオーダー出来るビスポークサロンや、フットネイルを中心としたネイルサロン、シューリペア工房も併設。フロア全体で、靴にまつわる新しい価値観を提案していく。




4階には、スーツから小物まで、主にビジネスシーンで活躍するオーセンティックなアイテムが集結。「悪目立ちはしたくないけれど、仕事中もオシャレはしたい」という大人の男性を納得させる“本物”を取りそろえる。「エンポリオ アルマーニEMPORIO ARMANI)」「ブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)」「ラルディーニ(LARDINI)」などのハイエンドなブランドを展開する他、自分だけの一着を作り上げるオーダーサロンや、阪急メンズが独自に編集するセレクトショップ「サードスタイル(3rd STYLE)」を配置。



3階と2階では、「THE PRINCIPLE」をテーマに、最先端のモードファッションや最高品質のハイエンドファッションを提案。3階には「トム フォードTOM FORD)」や「フェンディFENDI)」「トムブラウンThom Browne)」など、男性の魅力を押し上げる大人のためのラグジュアリーブランドが出店。2階には、「アクネ ストゥディオズAcne Studios)」や「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」といった、先進性とクオリティーを両立する注目の気鋭ブランドが、メンズショップとして百貨店初出店(4月中旬予定)を果たす。


1階では、年齢やジェンダーにとらわれず、ボーダーレスに自己表現する人に向けたメンズコスメティクスを展開。世界のメゾンフレグランスを圧倒的な品ぞろえで紹介する他、多様化するメンズコスメを体験型の売り場で提案する。さらに、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)」「セリーヌCELINE)」「サンローラン(Saint Laurent)」など、いま最も注目されるデザイナーズブランドのショップが7月上旬(予定)にオープンする。



地下1階は、快適なを実現する上質で機能的なトラベルアイテムと、個性を演出するためのアクセサリーワールド。ビジネスからカジュアルまで網羅するトラベルレザーグッズステーショナリー、シャツやネクタイ、革小物、アイウエアの他、最新のデジタル雑貨も展開。さらに、究極の着心地とパーソナライズを追及したオーダーシャツコーナーや、財布のパターンオーダー、刻印サービスなどが充実。

各フロアでは、フロアコンセプトの背景となるストーリーをアカデミックに語り、時代の流れに敏感な男性たちの知的好奇心を刺激。さらに、全館に配置されたイベントスペースで、より魅力的なショッピング体験を提案する。改装には総額約17.5億円を投資し、7月上旬に完了する予定。
Akiko Hanazawa
  • 阪急メンズ東京 1階 完成イメージ図
  • 阪急メンズ東京 1階 完成イメージ図
  • 阪急メンズ東京 4階 完成イメージ図
  • 阪急メンズ東京 5階 完成イメージ図
  • 阪急メンズ東京 6階 完成イメージ図
  • 阪急メンズ東京 7階 完成イメージ図
  • 阪急メンズ東京が3月15日にリニューアルオープン
ページトップへ