写真、グラフィック、タイポグラフィー、デザインで顧みるチェコスロバキア共和国の100年! 【ShelfオススメBOOK】

2019.01.12
各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京渋谷神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。



■『Tangentially Parenthetical』

チェコスロバキア共和国の創立100周年を記念して、刊行された書。その独創的かつ優れた芸術的想像力と技術の伝統を9つの章に分けて収録している。

ナチス合併や40年にわたる共産主義の占領時でさえ、写真家作家、タイポグラファー、書籍デザイナーグラフィックアーティストたちは独自の文化的アイデンティティーを形成してきた。

9つの章では、アルフォンス・ミュシャ(Alfons Mucha)、ヨゼフ・スデック(Josef Sudek)、フランチシェク・ドルチコル(František Drtikol)、ヤロミール・フンケ(Jaromir Funke)、ヤロスラフ・レスレル(Jaroslav Rossler)、ズデニック・トゥマヤ(Zdeněk Tmej)、インジフ・シュティルスキー(Jindřich Štyrský)、カレル・タイゲ(Karel Teige)など、250人以上の写真家とグラフィックアーティストの作品を中心に紹介。






【書籍情報】
『Czech and Slovak photo』
出版社:Steidl
言語:英語
ハードカバー/516ページ/290×260mm
発刊:2018年
価格:8,740円(為替により変動)
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