音楽ストリーミング・サービスが一般化し、音楽はより手軽に、より身近に楽しむことができるようになった。しかし、どうせ楽しむのであれば、リスニング環境や音質にもこだわりたいところ。近年、急速的に浸透してきたBluetoothスピーカーやイヤホンなら、外出先でも家でも、ワイヤレスでストレスフリーに音楽を楽しむことができるだけでなく、音質にこだわったハイエンド・モデルも続々と登場している。つまり、利便性を損なうことなく、より上質な音楽体験に没入することも可能になったのだ。

とことん贅沢なサウンドで、その没入体験を楽しむ方法の一つとして、Spotifyに搭載されている「Spotify Connect」という機能があるのはご存知だろうか? 同様の機能としてBluetoothを使っている方も多いだろうが、「Spotify Connect」はそれとは異なり、アプリそのものをリモコンとして、対応するオーディオ機器やカーステレオ、テレビ、ゲーム機、話題のスマートスピーカーなど他のデバイスから直接音楽を再生することができるもう一歩踏み込んだ機能なのだ。いつもの音楽がいとも簡単に格段にいい音で聴ける感動体験をみなさんへもお届けしたい。


「Spotify Connect」を搭載しているデバイスは様々にあるがゆえ、何を選べばいいのか迷ってしまうという方には、1961年にイギリスのケント州で創設された由緒正しいオーディオ・ブランド「ケーイーエフ（KEF）」をおすすめする。東京・丸の内にある「KEF」の国内初となるショールーム・ショップ「KEF MUSIC GALLERY」では、「KEF」の様々なイヤホン、ヘッドホン、スピーカーなどを、自身のスマートフォンやポータブル・オーディオに接続し試聴することができるため、その手軽さを実感しながら、オーディオ環境のステップアップを試すことができる。


「KEF」は、イギリスの公共放送局「BBC」のスタジオ・モニタースピーカーに採用されるなど、プロの現場からの信頼も高い。しかし、その硬派な側面とは裏腹に、近年のモデルではBluetoothやPCからのUSB接続など、幅広い入力ソースを確保。様々なスタイルに寄り添う柔軟性を獲得している。

ワイアレススピーカーながらも、ハイエンドな音を目指すなら、何と言っても「LS50 Wireless」をお試し頂きたい。高級感溢れるルックスとは裏腹に、有線LAN/Wi-Fi経由の再生にも対応するなど、多数の入力ソースを擁しており、もちろんアンプも内蔵。音質や音量も申し分なく、広めのリビングでもこれ一組で十分に満足できることだろう。クラシックからR&B、ポップ・ミュージックまで、幅広い音楽ジャンルのリスナーからの支持を得ているという定番モデルだ。


もちろん、よりエントリーに最適なモデルも用意されている。可愛らしいデザインの「EGG」や、シャープな見た目がインテリアに溶け込む「MUO」は、コンパクトながらもパワフルなサウンドを鳴らす優れ物なので、そのサウンドは実際に店頭で体感してみてほしい。一人暮らしなどの方には特にオススメしたいシリーズだ。また、「MUO」はバッテリー内蔵型なので、アウトドアでも使用することができるだろう。

さらに、ポルシェデザインとのコラボラインは、スタイリッシュなデザインでギャラリーの中でも特に目を引く一角だ。日々の通勤、通学などにおける必需品であるヘッドホン、イヤホンも、スポーティーかつアーバンなルックスを獲得。イヤホン「MOTION ONE」はもちろんBluetooth対応で、IPX5防水も兼ねそろえている。飛行機などでの長距離移動が多い方は、ノイズキャンセリング・ヘッドホン「SPACE ONE」で決まりだろう。周囲の騒音から切り離され、お気に入りの音楽に没入するような感覚は、ぜひとも店頭でチェックしてほしい。さらに、先述の「MUO」シリーズと同じく「GRAVITY ONE」はポータブル・スピーカーとしても機能しつつ、ワンタッチ電話会議やハンズフリーコールも可能。多機能かつクールなデザインが魅力的だ。

聴きたい時にスマホで素早く聴けるのも素晴らしいことだが、自分で選んだオーディオ機器で、じっくりと、深く味わうこともかけがえのない体験に繋がるはずだ。便利になった世の中だからこそ、生きていく上では必要不可欠ではないが、確実に人生を豊かにしてくれる“音楽”というものについて改めて考えさせられることも多い。「KEF」はきっとあなたの音楽体験を、より良質なものになるべく、そっと後押ししてくれることだろう。