「グッチ デコール」のインテリアコレクションに、チェアや花瓶など多彩な新アイテムが登場

2018.07.12
グッチGUCCI)のインテリアコレクション「グッチ デコール」に瓶やマグカップなど多彩な新アイテムが登場する。

illustrated by Alex Merry
「グッチ デコール」は空間を自分らしく演出する家具やテーブルウェア、室内装飾小物によって、グッチの折衷主義的でロマンティックな美学を生活空間に取り入れることのできるインテリアコレクション。この中核をなすのは、イタリアの家具・工芸品製造に受け継がれてきた伝統とその卓越した職人技。そこにはイタリアの豊かな芸術文化を称えたいというグッチの強い想いが込められている。

その代表といえるのが、グッチを象徴するモチーフやパターン、そして見事なスネークのハンドルで装飾された花瓶のシリーズ。
この新しい花瓶のシリーズは1735年にフィレンツェで創設された歴史ある陶磁メーカー、リチャード・ジノリ社製で、同社の卓越した技術により、熟練した職人の手作業と専門知識を必要とする高度なセラミック焼成プロセスを用いてグッチ デコールのさまざまなアイテムを開発することができた。

陶磁器のコレクションには、花瓶のほか、マグカップとキャンドルホルダーの新アイテムも多数加わる。新しいデザインでは、キャット、ステージカーテンのビジュアルやジュエル パターンがフィーチャーされ、「Maison de l'Amour」や「Urtica Ferox」といったテキストを用いたデザインも登場する。

illustrated by Alex Merry
もうひとつの重要な新アイテムは、カラーレザーまたはベルベットのキャピトンを用いたポーターズチェア。
ポーターズチェアとは、英国で生まれ、その後に16世紀のフランスで門番が座るために邸宅のエントランスに置かれていたチェアで、下部に引き出しが付き、高い背もたれと天蓋で囲われるようなフォルムが特徴だ。

「グッチ デコール」コレクションの新しいポーターズチェアは、エッグシェイプの背もたれを持ち、すべての製造工程をイタリア・トスカーナの職人たちが手掛ける。その製造には、背もたれのキャピトン部分だけで28時間、1脚を完成するには64時間を要する。引き出し部分には、グッチのウェア コレクションに用いられているGucciジャカード ファブリックが張られている。

布張りのチェアには、「グッチ デコール」コレクション誕生時からのフローラルジャカードとシルバー ディテールで装飾されたヴァニティチェア、前述の新しいポーターズチェアに加え、新しく2つのスタイルのアームチェアがラインナップ。 その他、メタル製の折りたたみ式テーブル、クッション、ウォールペーパーなど幅広いアイテムに新しいデザインが加わった。

illustrated by Alex Merry
また、グッチ公式アプリでAR(拡張現実)テクノロジーによる新しいコンテンツがスタート。これにより自身の部屋を「グッチ デコール」コレクションで装飾した様子を確認できるようになる。
アプリ内の専用ページで「グッチ デコール」コレクションの多彩なラインアップから好みなアイテムを選び、スマートフォンまたはタブレットの画面に映し出した場所に配置することでリアルなイメージを見ることが可能に。
「グッチ デコール」コレクションは、グッチ フラッグシップショップ、公式オンラインショップ、一部のグッチ ショップにて展開する。
編集部
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