スペシャルティ・バニラ専門店「Hugh Morgan」が日本橋三越本店に移転オープン、新商品も登場

2022.09.22
Ys株式会社が展開する、日初(※1) となるスペシャルティ・バニラブランド『Hugh Morgan(ヒュー・モルガン)』は、今年4月にオープンした大手町の第1号店を日本橋三越本店(地下1階和洋菓子売場内)へ移転、10月5日よりオープンします。(移転に伴い大手町店舗の営業は9月22日をもって終了)

左)ブランドディレクター 桜乃彩音、右)シェフパティシエ 佐川 優
『Hugh Morgan』は、世界から選りすぐりのバニラビーンズを独自に買い付け販売。ブランドディレクターは元宝塚歌劇団娘役トップでもある乃彩音が務め、ミシュラン星獲得店出身のシェフパティシエ 佐川 優を迎えた高級スイーツラインとして、バターサンドやシュークリーム、プリンなど7種を販売しています。また、今月より店舗限定で販売していたスイーツラインより人気の「バニラバターサンド」「バニラマカロン」「バニラケーキ」の3種を公式オンラインストアにて販売開始。オンラインストアでのスイーツラインは今後も商品数など拡大していく予定です。
※1:自社調べ(スペシャルティ・バニラ専門店として / 2022年4月時点)


新店舗にて販売する新商品
インドネシアのバニラをたっぷりと使用した焼き菓子
『ディアマン』

フランス語でダイヤモンドの意を冠する王道クッキーインドネシアのバニラをたっぷりと使用しています。

『ガレットナンテ』
フランスブルターニュ半島の南にあるナントという町のお菓子。インドネシアのバニラを使用したザクザク食感のサブレです。

■ちょっとしたおやつにも、お酒のお供にも、食べだすと止まらないナッツ
『カシューマカダミア・ヴァニーユ』

2種類のオーガニックナッツに塩気のあるバニラの糖衣をまとわせ、糖衣のうち色の濃い方には徳島県産の和三盆糖蜜を使用しコクと旨味をプラスしました。バニラの香りがフワッと香りながら、カシューナッツの甘さとマカダミアナッツの歯ごたえのある食感を楽しめます。

『ピーカンピスターシュ・ヴァニーユ』
2種類のオーガニックナッツに塩気のあるバニラの糖衣をまとわせ、糖衣のうち色の濃い方には徳島県産の和三盆糖蜜を使用しコクと旨味をプラスしました。バニラの香りがフワッと香りながら、ピーカンナッツのなめらかな食感とピスタチオの香ばしさも楽しめます。


『Hugh Morgan』新店舗 詳細
営業時間:月~日曜(10:00-19:30) / 定休日は百貨店の定休日に準じます
場所 :東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店 本館地下1階
アクセス:
東京メトロ 銀座線・半蔵門線 「三越前」駅より徒歩1分/東西線 「日本橋」駅(B9出口)より徒歩5分
都営地下鉄 浅草線 「日本橋」駅より徒歩5分
JR 新日本橋駅より徒歩7分/東京駅(日本橋口)より徒歩10分
東京駅からは「無料巡回 バスメトロリンク日本橋」東京駅八重洲口のバス停をご利用ください。

公式インスタグラム:https://instagram.com/hughmorgan_vanilla


“バニラの更なる可能性” を追求するブランドとして。


世界で最も高貴な香料と言われるバニラ。その歴史を創ったのは、16世紀英国を統治した女王エリザベス一世の侍医として活躍したHugh Morgan(ヒュー・モルガン)でした。
彼は当時中米原産でわずかにミックス・スパイスの1つとして使われるに過ぎなかったバニラを、初めて単独の香料として確立した人物でした。彼によるバニラ香料の確立後、程なく王室を含む上流階級を中心に、バニラの芳しい香りと活用法が知れ渡ります。その後、英国のみならずヨーロッパ全域でバニラは香水や菓子に使われる高貴な香料として大きく発展。Hugh Morganは、今日のバニラの発展の基礎を創ったのです。彼が果たした創造性を尊敬し、インスピレーションの源として、私たちはスペシャルティ・バニラブランドとして “バニラの更なる可能性” を追求しています。


■ Our Products
現在、バニラはいわゆるプランフォリア品種(いわゆる「バーボン(ブルボン)・バニラ」などが含まれる)とタヒテンシス(タヒチ・バニラと同義)品種を中心に世界で愛されていますが、実は発祥地のアメリカ大陸、プランフォリア品種の生産の中心地であるアフリカ、そしてタヒテンシス品種の生産の中心地であるアジアのそれぞれで生産されるバニラには香りに大きな違いがあることはあまり知られていません。


私たちは「Elegance」/「Classic」/「Dawn」の3つコンセプトに沿って、毎年それぞれの対象エリアから最もブランドコンセプトに合う高品質なバニラを選定する点にあります。例えば最も有名な産地の一つであるマダガスカルは、プランフォリア品種の産出量としては世界一を誇りますが、同じアフリカではウガンダも主要な生産地であることはあまり知られていません。同じ国でも農園によって品質は様々ですし、主要な生産地でなくても優れた農園は多く存在します。私たちは優れたバニラ商として、世界の様々な生産地のバニラを厳しい基準で選別し、極めて質の高いバニラを提供します。

「Elegance」

バニラ市場において最も成長しているアジアのバニラ。特にプランフォリア品種と比較してより複雑で個性が強いとされ高級菓子に使われるタヒチ品種から構成されています。インドネシア産、パプアニューギニア産を中心に構成されることが多く、香水のような芳醇な香りが特徴です。 (S) 650円 / (M) 2,100円

「Classic」

現在のバニラの主産地として知られるマダガスカル産を中心に、まさにスタンダードと呼べるような高品質なバニラから選別されています。Classicは主にプランフォリア品種から構成されており、バニリンの含有量が特に多いのが特徴です。 (S) 700円 / (M) 2,200円

「Dawn」

バニラの歴史の出発点であり、原産地として知られる中米の高品質なバニラから構成されており、まさにバニラのルーツと呼ぶことができます。メキシコ産、コスタリカ産を中心に構成されることが多く、現在のDawnは「Elegance」同様にバニリンの含有量が多いタヒチ品種から選別されています。 (S) 750円 / (M) 2,500円


■ Sweets Menu

シュークリーム(500円)
プリン(500円)
バニラケーキ(600円)
マカロン(300円)
バターサンド(500円)
クッキー(600円)

バニラが主役となるように、生地やクリームなど他の素材の要素を極力シンプルにし、バニラの香りや味わいが感じられるように仕上げています。シンプルな分、サブレの食感やプリンのなめらかさや生地とクリームの相性などにこだわって作っています。世界の様々な生産地から中間流通をできるだけ挟まずに、自社ネットワークで買い付けているため安価で仕入れる事ができ、お菓子の世界では考えられないくらいたっぷりのバニラビーンズをスイーツに使用しています。

一例として、プリン1つに対して約1/2本のバニラビーンズを使っています。バニラは液体に香りや味わいを煮出し、煮出した後のバニラ鞘の部分にもまだ香りが残っているので、そちらを乾燥させパウダーにして、クッキーやパウンドケーキなどの生地にふんだんに練りこみ余すことなく使っています。



■ ブランドディレクター 桜乃彩音
岡山県生まれ。2002年宝塚歌劇団に入団。06年に組トップ娘役に就任。10年に「虞美人-新たなる伝説-」で退団。退団後は帝国劇場「新春滝沢革命」明治座「京の蛍火」また、ドラマ「執事西園寺の名推理」など舞台や映像で女優として活躍中。

■ シェフパティシエ 佐川 優
海山川に囲まれた徳島県生まれ。幼稚園の時からの夢は「ケーキ屋さん」。大阪東京の色々なケーキ屋さんで10年修行した後「レフェルヴェソンス」で食材の大切さや食文化や自然の大事さを学ぶ。食材の背景や歴史、フードロスになる食材を使うなど「美味しい」+「何か」を伝えれるような、意味のあるお菓子を作り、沢山の人を笑顔にし続けていきたい。

編集部
  • スペシャルティ・バニラブランド『Hugh Morgan(ヒュー・モルガン)』
  • シュークリーム(500円)
  • プリン(500円)
  • バニラケーキ(600円)
  • マカロン(300円)
  • バターサンド(500円)
  • クッキー(600円)
  • 左)シェフパティシエ 佐川 優、右)ブランドディレクター 桜乃彩音
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