草間彌生の作品80点、京都・祇園で芸妓・舞妓と共演! 「都をどり特別展」開催

開催日:2018.03.10-04.30
2018.03.26
衹園甲部歌舞会とフォーエバー現代美術館が、「都をどり in 春秋座」の開催に合わせて、「都をどり特別展 衹園・の宴 草間彌生・花の間展」を開催。


明治5年から140年以上続いている「都をどり」は、来の会場である「衹園甲部歌舞練場」が耐震対策に着手するため、京都市左京区の京都造形芸術大学内にある京都芸術劇場「春秋座」に舞台を移して公演する。そのため、衹園甲部歌舞練場敷地内を利用し、「都をどり・祇園町」をテーマにした展示や芸妓・舞妓の舞、また世界的に著名な前衛芸術家である草間彌生の展示を融合した新しい空間を演出する。

京都の花街を40年以上に渡って撮り続けた溝縁ひろしによる、「昭和の祇園町」や「祇園の四季」をテーマにした写真展、また、都をどりの衣裳の展示や会場である祇園甲部歌舞練場の模型、昨年の「都をどり in 春秋座」の映像などを放映、館内では都をどり特別展オリジナルの芸妓・舞妓グッズなども販売している。


また、「草間彌生 花の間展」では、祇園町の花として親しまれている芸妓・舞妓とコラボレーションする形で、花をモチーフにした作品47点を始め、草間彌生の貴重な初期作品、代表作品を含む選りすぐりの草間彌生作品80点を展示する。館内の展示室は全室畳敷きとなっており、畳に座って作品と対峙できるよう少し低めに展示。新しい現代美術作品の展示および、鑑賞スタイルが楽しめる。

4月には、「京舞の披露」として、祇園甲部の芸妓・舞妓による京舞を、11時半、13時、14時半、16時、17時の1日5回、各回10分披露。舞の後は、各回先着順にて芸妓・舞妓との記念撮影(1人 500円)も可能。また、来場5日前までの予約・先着順にて、辻留・中村楼・萬亀楼・竹茂楼・平八茶屋・瓢亭・菱岩の老舗料亭による京名物「百味会」特製弁当(税込3,000円)を販売。庭を眺めながら京都の老舗の味が楽しめる。特製弁当の他にも、京菓子、お茶日本酒、なども販売する。


ミュージアムショップでは、ポスタカード、ストラップやかぼちゃのオブジェなど、かわいいポップな草間彌生のグッズを160点以上取り揃える。およそ100席のカフェでは、水玉をモチーフにしたロールケーキや、舞妓はん弁当など、新鮮なフルーツや野菜が盛りだくさんの、美味しくて健康的なメニューを提供している。

【展覧会情報】
都をどり特別展 衹園・花の宴 草間彌生・花の間展
会期:3月10日~4月30日
会場:祇園甲部歌舞練場敷地内八坂倶楽部・ホール
住所:京都市東山区祇園町南側570-2
時間:10:00~18:00
※最終入館 17:30まで
料金:一般 1,500円、中高生 1,000円
休館日:なし
編集部
  • 京舞
  • 溝縁ひろし写真展
  • 都をどり衣裳展
  • 特製弁当(税込 3,000円)
  • 第1展示室
  • 第2展示室
  • 第3展示室
  • 第3展示室
  • 第4展示室
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