ウィル・スウィーニー、11年ぶりに日本で個展開催!サイン会も

開催日:2018.03.02-05.24
2018.02.22
ロンドンを拠点に活躍するグラフィックアーティスト、ウィル・スウィーニー(WILL SWEENEY)の日では11年ぶりとなる個展「Vorpal Sword(ヴォーパル・ソード)」を、3月2日から5月24日まで、東京渋谷ディーゼル アート ギャラリーDIESEL ART GALLERY)にて開催。

Vorpal Sword 2017 ©WILL SWEENEY
ロンドン、パリ、LA、マドリッド、東京、メルボルンなど世界各地で個展を開催する人気イラストレーター、グラフィックアーティストであるスウィーニー。レコードジャケットからファッションテキスタイルまで多くのハイエンドなクライアントのグラフィックを手がける一方、自らのサイケデリックアドベンチャーコミック「Tales from Greenfuzz」でも人気。これまでのクライアントには、ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)や、アンダーカバーUNDERCOVER)なども名を連ねる。

Energy Cannot Be Destroyed 2017 ©WILL SWEENEY
本展は、日本では11年ぶりとなる大型展示会。描き下ろされた作品は新しい試みとして鮮やかな色を豊富に使い、過去に比べて大型サイズとなっており、水彩絵の具、ゲルマーカーやインクで、より自由に赴くままに描かれた。また、生物学や医学図解などのイラストレーションにインスパイアされた小宇宙のペインティングシリーズも展示。小世界に生息するエイリアンやそのテクノロジーを描いた世界の断面図を筆で自由に描き、ボールペンでさらに描き込みを入れ、1970年代のSFアートを彷彿させるような超自然的な雰囲気を醸し出す。

描きおろしの描画、彩色-「Vorpal Sword」は終末世界、極小宇宙の進化、幻想的技術に囚われたウィルの観念を示した作品。本展のタイトルにもなっている「Vorpal Sword」はルイス・キャロルのナンセンス「ジャバウォック」にインスパイアされた。

他にも、ロンドン在住のアーティストでありミュージシャン、Subway Lungとの共作ビデオ作品や、スウィーニーの過去の未発表作品、スケッチブックや収集物なども展示予定。

なお、会期中は展示作品のほか、限定エディションのシルクスクリーンポスターや、ジンなど個展関連グッズも販売。3月3日の15時から17時には、会場にてサイン会の開催も予定されている。

【展覧会情報】
Vorpal Sword(ヴォーパル・ソード)
会期:3月2日~5月24日
会場:DIESEL ART GALLERY(DIESEL SHIBUYA内)
住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F
時間:11:30~21:00
休館日:不定休
編集部
  • Vorpal Sword 2017
  • Inflatable Dojo 2017
  • Energy Cannot Be Destroyed 2017
  • Trash Canyons 2017
  • Upper Echelons 2017
  • Tales From Greenfuzz 1(過去作品)
  • Glowskull, Medicom Toy(過去作品)
  • Illustration for Icon Magazine(過去作品)
  • Kleptikos, Kebab Twins Toy from Tales From Greenfuzz(過去作品)
  • Rastapopolis street scene(過去作品)
  • ウィル・スウィーニー(WILL SWEENEY)
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