ポール・スミスの描く楽園【2018-19秋冬メンズ】

2018.02.21

ポール・スミス(Paul Smith)はモード&デザイン学園都市のホールで、ウィメンズ17ルックを含めた2018-19年秋冬コレクションを発表。今シーズンもこのブランドらしいテーラードを披露しているが、各アイテムのディテールが目を引いた。

一見シンプルなシルエットのフロックコートには、左身頃にだけピンタックを寄せ、さりげなくアシメトリーに仕上げている。同じく左身頃にだけプリーツをかけたジャケットや、ボタニカルモチーフのジャカード素材とピンタックをミックスしたジャケット、タータンチェックと無地のコンビのコートなど、意外な取り合わせを見せるアイテムは、それぞれが強い特徴を備えている。

テーラード類ばかりでなく、ライダースにタータンチェックをあしらったり、袖口にジップを配してアクセントにしたりと、新鮮な要素が随所に散りばめられていた。

カラーリングも特徴的で、モスグリーンから始まり、ボルドー、ブルー、ターコイズと移行し、最後に再びボルドーへと収斂する様は圧巻。更に意外性あるライニングの色が加わり、秋冬ながら華やかな印象のコレクションに仕上がっていた。
Tomoaki Shimizu
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