話題の『トイレットペーパー』、展覧会をギャラリー・ペロタン東京にて開催!

開催日:2017.11.22-2018.01.10
2017.11.22
現代アーティストのマウリツィオ・カテラン(Maurizio Cattelan)と写真家のピエールパオロ・フェラーリ(Pierpaolo Ferrari)が仕掛ける、ファッション写真のモチーフと固定観念を崩す大胆なハイパーリアル写真で知られる『トイレットペーパーTOILETPAPER)』の展覧会が、ペロタン東京(PERROTIN TOKYO)にて11月22日より開催。

Untitled, 2017
Gilded wood, mirror glass, UV cotour print I Bois, Dorure,miroir, verre. impression couleur UV 102 x 170 cm
© TOILETPAPER / Courtesy Perrotin

マウリツィオ・カテランとピエールパオロ・フェラーリの二人は、2010年に実験的アートマガジン『トイレットペーパー』を共同発刊。他に類を見ないこのマガジンは写真作品のみから成り、注意深く構成された写真は独特の時間と精神的空間を醸し出す。『トイレットペーパー』の写真の構図は一見風変わりで、どことなくレトロさを彷彿とさせながら、魅惑的、コミカル、驚異的。見る者の脳裏に焼き付く。

『トイレットペーパー』の作品群は、インターネットや雑誌における「ファウンド・イメージ」からインスパイアされ、ファッション、広告、映画における固定観念を解体することが彼らのライトモティーフ(主導動機)。更に、消費財から品、あらゆる種類の動物に至るまで、様々な物を折衷的に混ぜ合わせるスタイルは、マウリツィオ・カテランのアート作品に通ずる手法だ。できる限り幅広いオーディエンスに自分たちの作品を広めるため、彼らはアートのプラットフォームとして雑誌を選択してきた。「我々のインスピレーションは画像の再利用です。『トイレットペーパー』はメディアとクリエイティブなエコ・サステナビリティの最先端にあります。カオスな手法で生み出される無秩序なビジュアルが、新しいアイデンティティを生み出すのです。」と彼らは語る。

2012年、『トイレットペーパー』はニューヨークのハイライン・ビルボードに展示。同年、1~6巻より厳選した写真に説明文を添えたアンソロジーを出版し、ニューヨーク・タイムズ紙のトップ10フォトブックにてレビューされた。2013年、パレ・ド・トーキョーのフロント・ウィンドウ、ならびにリベラシオンの特別号にて特集。同年、彼らの特徴である過飽和でシュールレアリスト的な才能を活かしてケンゾーKENZO)の広告キャンペーンに取り組み、一挙に脚光を浴びた。カテランとフェラーリのクリエイティブなアウトプットは雑誌と現代的な写真に留まらず、家具、衣類、アート・オブジェ書籍に至るまで多岐に渡る。2016年には、フランスのバンドであるカシアス(Cassius)と共に『Ibifornia』のアルバム・ジャケット、そしてヒット作『Action』のビデオクリップを制作。ビデオクリップは『トイレットペーパー』の写真を動画化し、フィリップ・ズダール(Philippe Zdar)とユベール・ブームベース(Hubert Boombass)が“Ibifornia”島へとテレポートするシュールな物語となっている。

【展覧会情報】
TOILETPAPER Collaboration between Maurizio Cattelan & Pierpaolo Ferrari
会期:2017年11月22日〜2018年1月10日
会場:ペロタン東京(PERROTIN TOKYO)
住所:東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル1F
時間:火~土 11:00〜19:00
編集部
  • Untitled, 2017 Gilded wood, mirror glass, UV cotour print I Bois, Dorure,miroir, verre. impression couleur UV 145,5 x 77 cm
  • Untitled, 2017 Gilded wood, mirror glass, UV cotour print I Bois, Dorure,miroir, verre. impression couleur UV 102 x 170 cm
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