【ルック】フェンディが2023年春夏メンズコレクションを発表

2022.06.21
2022年6月18日午後2時(イタリア現地時間)、フェンディ ミラノオフィス(所在地:Via A. Solari 35, Milan)にてシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)による2023年春夏メンズコレクションが発表されました。


上から下へ、内から外へ。シルヴィア・フェンディにとってのメンズのボキャブラリーは、まさにフェンディ(FENDI)のように絶えず探索されるコントラストと並置を基に構成されています。「華美な装飾とシンプルさのバランスがすべてです。それは、何もせずただゆったりと過ごす贅沢さを再発見するような、時代に捉われない自由な感覚です」と彼女は言います。

フェンディのメンズユニバースの中心にあるこのソウルフルな好奇心が、ノスタルジアと革新との間で揺れ動きながらスタイルの領域を拡大します。ノーマルの他の側面を探りながら、馴染みのあるシェイプや素材といった意味におけるクラシックなメンズのワードローブは、分析し、分解し、そして新しさとクラフツマンシップを通じて高めるためのインスピレーションの源となります。


近くであろうとも、遠くであろうとも、休暇先へと向かう夏の装いというアプローチのフェンディ 2023年春夏コレクションには、大地や海、空にインスパイアされた自然な色合いを通して夏のドレッシングを探求しています。メロンやインディゴ、オークル パティ、コーンフラワーブルー、シルバーグレーまで遊び心あふれるさまざまなカラーが詰め込まれています。を熱望する自由奔放な意識が、ソフトフリンジやタッセルからテリー織のタオル地、ビーズを用いたデイジーチェーンまで、目の錯覚を起こさせるような装飾とテクニックに深く浸透しています。カウハイドの牧歌的なモチーフがあしらわれたサーモグラフィのようなコートに、地球の渦巻く気象パターンがズームイン、ズームアウトし、リネンまたは同系色のコットンニットには、サイケデリックな「フェンディ イカット(FEND-ikat)」のモチーフがあしらわれています。

コレクション全体を通じて、デニムのリアリティとファンタジーがより合わされています。プラッシュのローブやコットンツイルのシャツジャケットはトロンプ・ルイユプリントのようなデザインがあしらわれ、ロングラインの5ポケットデニムをカットし、色あせた「フェンディ バゲット(Fendi Baguette)」バッグとトートを創り出しし、ヘムラインにフェザーのようなデザインがあしらわれた非常に軽くソフトなシャンブレーショーツが登場します。軽やかにカットされたショルダーとサイドベントが、ひらひらとたなびくボリュームを生み出し伝統的なスーツとシャツのシェイプを解放しています。ハリ感のあるポプリンやテクニカルコットンリップストップが用いられ、「セレリア(Selleria)」レザーのパッチポケットに彩られたボクシーなカラーシャツやアノラックレインコートシェイプにはトップステッチが施されています。デニムパネルまたはカーフスキンがあしらわれた非常に軽いウールのワイドパンツには今シーズンのくつろいだ雰囲気が漂います。


フェンディ 2023年春夏メンズアクセサリーコレクションでは、今シーズンの素材に関する高まる意識が反映され、また、テリー織のシューレースとビーズがあしらわれたカウハイドスケートスニーカーから、大きな「オーロック(O’Lock)」バックルが あしらわれた、ラグソールが特徴的なローファー、フリンジデニムまたはスエードのモカシンまで、クラフトの触覚表現に重きが置かれています。新しいスリップオンスライドは全面にあしらわれた 「インフレータブル」モチーフの大きなサイズで、バケットハットはサンバイザーとなり、クロシェクローシュにはつばが付き、ブレスレットやコードペンダント、ゴールドチェーン、シグネットリングには、モノグラムがあしらわれたメタルによって永遠のものとなるフェンディ家の休暇のお土産からインスピレーションを得たフェンディ「ナゲット(nuggets)」があしらわれています。


新しい「フェンディ ローマ(FENDI Roma)」バケットバッグとダッフルスタイルは、ラップアラウンドロゴを特徴とし、2つのハンドルを備えたオーバーサイズのウォッシュバッグシェイプ、再生PVCを用いた夏らしい鮮やかな「ピーカブー アイシーユーフォーティー8(Peekaboo ISeeU Forty8)」、ボトルホルダーを備えたインディゴカラーのデニムスタイル 「ピーカブー(Peekaboo)」が加わります。メンズ初となる「ピーカブー アイシーユー プチ(Peekaboo ISeeU Petit)」には、質感のあるカウハイド、またはビーズがあしらわれたデイジーチェーンストラップがあしらわれています。


編集部
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