新宿伊勢丹で“おとなのお花見会”。「にっぽん てならい堂」とコラボした10種類のワークショップ

2015.03.10

伊勢丹新宿店では、3月18日から24日まで、「大人のお花見会-あなたの-」と題し、見や春をテーマにした“お稽古体験”を行うワークショップイベントを同店館4階センターパーク/ザ・ステージ#4、本館7階バンケットルームで開催する。

日本古来から親しまれてきた春の行事“お花見”。同店では今回のイベントを通じて、“昔からあるもの”、“これからも大切にしていきたいもの”を再度見つめ直すという姿勢を同会場で具現化する。会場ではイベントのコンテンツを「集い」「グッズ」「フード・ドリンク」「ファッション」「インテリア」「ライブ」に分類している。

この中でも注目は「桜の下のてならい堂」。「にっぽん てならい堂」と新宿伊勢丹コラボレーションして、10種類のワークショップを開講する。「にっぽん てならい堂」とは、日本全国のモノづくりを体感する“コト”を集積したセレクトショップだ。

「桜の下のてならい堂」で開催されるワークショップは、トークショーから桜で染めるストールづくり、多植物のアレンジまで幅広い。

「桜の起源を知るランチ」講座(参加費2万円/18日午前11時30分から午後1時まで)は、民族・伝統研究家の井戸理恵子を招き、同氏手製の曲わっぱ弁当を食べながら、花見や彼岸にまつわる話を聞きことができる。同じく同氏による「笙の奏でる彼岸の茶会」(参加費1万円/22日午後2時から午後3時30分まで)は、日本の伝統楽器、笙の音色を桜風味の牡丹餅を食べながら堪能することができる。会期中は同氏による「花見と日本人」をテーマにしたトークショー(参加費無料/18日午後2時、午後5時、22日午後12時30分、午後5時/各回30分)も行われる。

「桜で染めるオリジナルストール(或は、羽衣スカーフ)づくり」(参加費、大判ストール制作の場合は2万円、二重羽衣スカーフ制作の場合は1万2,000円/18日は午後2時30分から、午後6時から、19日は午後2時30分から、午後6時から/各回所要時間は1時間45分)は、東京・蔵前の草木染めブランド「まいと(MAITO)」による草木染めのワークショップだ。天然の桜を煮出した染料を使い、ストール(或はスカーフ)を絞りやグラデーションなど好みで染め上げる体験ができる。

「春の多肉植物本格アレンジ体験」(参加費6,000円/22日午後5時30分、23日午前11時、午後1時30分から、24日午後3時30分から、午後6時から/各回所用時間1時間30分)では、多肉植物のアレンジを提案する「季色(ときいろ)」の講師に、フラワーアレンジのコツや上手な育て方を学ぶことができる。

「オリジナルすずがみづくり」(参加費6,000円/20日午後1時、午後2時、午後3時、午後5時、午後6時、午後7時/各回所要時間30分)体験は、シマタニ昇龍公房のオリジナルブランド「syouryu」によるもの。“すずがみ”とは、熟練の職人がリズミカルに金槌で叩いて錫(すず)の板を薄く伸ばしたアイテムのこと。曲げるのも戻すのも自由自在なすずがみに、金鎚を使い好みの鎚目(柄)をつけて皿や小物入れが制作できるワークショップとなる。
編集部
  • syouryu(しょうりゅう)による「オリジナルすずがみづくり」体験のイメージ
  • syouryu(しょうりゅう)による「オリジナルすずがみづくり」体験のイメージ
  • 季色(ときいろ)による「春の多肉植物本格アレンジ」体験のイメージ
  • 季色(ときいろ)による「春の多肉植物本格アレンジ」体験のイメージ
  • syouryu(しょうりゅう)による「オリジナルすずがみづくり」体験のイメージ
  • syouryu(しょうりゅう)による「オリジナルすずがみづくり」体験のイメージ
  • syouryu(しょうりゅう)による「オリジナルすずがみづくり」体験のイメージ
  • syouryu(しょうりゅう)による「オリジナルすずがみづくり」体験のイメージ
  • 季色(ときいろ)による「春の多肉植物本格アレンジ」体験のイメージ
  • 井戸理恵子氏
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