キム・ソンヘが伊勢丹で羊をごちゃごちゃコラージュする正月

2014.12.24

伊勢丹新宿店ベビー子供フロアでは、12月26日から「HAPPY HOLIDAY -アートと過ごすお正月-」と題し、アーティストのキム・ソンヘ(Kim Songhe)がアニメ『ひつじのショーン』をだるまや羽子板にコラージュした作品を販売する。同店館6階ウェストパークで2015年1月13日まで。

会場では「ジャンクコラージュ(別々の素材やものを組み合わせる)」という技法で作品を生み出すアーティスト、キム・ソンヘが自らのフィルターを通じて、日本の正月アイテムを紹介する。2015年の干支「ひつじ」にちなみ、日本でも人気の高い英国発のアニメ『ひつじのショーン』と同氏とのコラボレーションアイテムも同店限定で登場。同アニメがコラージュされた、だるま(6,800円)、羽子板(8,000円)やキーホルダー(3,800円)他、彼女が過ごす新年の世界観をソファやテーブル、ラグの展示によっても表現されるという。いずれの商品も手作りのため、1点1点風合いが異なり現品限り。2015年1月2日より販売される。

1月11・12日には、同氏による絵馬づくりのワークショップ(各日11時、13時、15時/各回定員6名、参加費2,000円)が開催される。このワークショップでは家庭で不要になった玩具を持参し、絵馬にコラージュして楽しむこともできる。

キム・ソンヘは1982年東京生まれ、国籍は韓国。織田デザイン専門学校卒業後、デザイン活動を開始した。ぬいぐるみやアメリカントイなど既成のアイテムをコラージュする手法を用いた制作を中心に、ショップ空間のディスプレイなども数多く手掛ける。ジャンクラージュでも表現できるそれらの作品は、ごちゃごちゃのようでいて奇妙なバランスで統合されている。

伊勢丹担当バイヤーは「イベントを通じて、日本伝統の風習やモノにアート性をプラスした“新しい正月の価値観”を発信していきたい。ワークショップではアートという枠組みの中で、お子様が感性を磨きながら、新たな幸せや楽しみを感じることができるので、是非体験して欲しいですね」とコメントする。
編集部
  • ひつじのショーンがコラージュされた 羽子板
  • ひつじのショーンがコラージュされた だるま
  • ひつじのショーンがコラージュされた キーホルダー
  • キム・ソンヘ氏
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