ガブリエル・シャネルをオマージュした架空の伝記映画。監督はカール、主演はクリステン・スチュワート

2015.12.09

シャネルCHANEL)が、15-16年メティエダールコレクションパリ イン ローマ」のショー開催に合わせて、ショートフィルム「Once and forever」を制作した。

カール・ラガーフェルドが監督を務めた同ショートフィルムは、ガブリエル・シャネルを題材にした架空の伝記映画の舞台裏を描いたもの。若かりし日のガブリエル・シャネル役は、15SSアイウエアコレクションの顔であり、シャネルのミューズとして活躍する女優のクリステン・スチュワートが務める。また1950年代のガブリエルは、今回で4回目の登場となるジェラルディン・チャップリンが演じた。

作中の伝記映画の制作には次から次へと難題が降りかかる。当初予定していた監督の起用は頓挫し、クリステン・スチュワートが演じる女優はあれこれと不平不満を並べてばかり……。フィッティングや台の読み合わせ風景などの舞台裏のシーンが交互に入れ替わり、やがて劇中劇の撮影シーンへと繋がる。

また、作中でクリステン・スチュワートとジェラルディン・チャップリンが身にまとっているのは、シャネルのアーカイブに収蔵されている1900年初頭から1960年代にかけてのアイテム。なかでも1919年に制作されたドレスは、当時から残っている唯一のものとなる。

カール・ラガーフェルドは「クリステンは、まるでシャネルそのもののよう。それぞれの時代におけるシャネルの人生、そして1950年代のファッション界へのカムバックを伝えたかったのです」とコメントしている。

動画引用元: (シャネルオフィシャルYouTube: https://youtu.be/6O2gmRPj-UI)
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  • ショートフィルム「Once and forever」のワンシーン
  • ショートフィルム「Once and forever」のワンシーン
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