ビョーク4年半振り新作Vulnicuraで武田麻衣子のヘッドピース着用

2015.01.23

ビョーク(Bjork)ニューアルバム『Vulnicura』が、1月21日iTunes Storeでリリースされ、日でも配信を開始した。

同作は、前作『Biophilia』発売以来、約4年5ヶ月振りとなるアルバム。当初は3月にCDリリースを予定していたが、急遽イギリスロンドンのレーベル「ONE LITTLE INDIAN RECORDS」からiTunesを通じて先行リリースを行ったという。

このCDジャケットビョークが着用しているヘッドピースは、日本人デザイナー武田麻衣子(Maiko Takeda)のもの。武田は、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修士課にて帽子デザインを専攻。同大学の卒業制作に、プラスチックのOHPシートを用いたヘッドピースのコレクション「Atmospheric Reentry(大気圏再突入)」を発表した。素材の質感を予測させない、幻想的でインパクトのあるコレクションは瞬く間にヨーロッパを中心に世間で注目され、その内の一人がビョークだった。ビョークは2013年に行ったライブのステージ衣装として武田の作品を着用をしている。

武田麻衣子は、ロンドンのセントマーチン美術大学ジュエリーデザイン科でジュエリー製作を学ぶ。在学中、ステファン・ジョーンズ(Stephen Jones)に師事しつつ、同大学を主席で卒業。フリーランスで数々個展を行った後、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートに進学し帽子製作を専攻した。現在は、「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」でアクセサリーデザインを担当している。2014年には、イタリアで開催されるファッションコンペティション「イッツ(ITS)」のファイナリストにノミネートされた。
編集部
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