実写版『ルパン三世』。イメージ刷新のキャスト陣が“眼福”タイムお届け

2014.08.20

モンキー・パンチ原作の人気作品『ルパン三世』がついに実写映画化された。国民的アニメ作品として根強いファンを多く持つ本作だけに、否が応にも期待が高まるところ。

メガホンを取ったのは『あずみ』『ゴジラFINAL WARS』を手掛けた北村龍平。ハリウッドでも活躍する監督だけに、画面はとにかくド派手。ロケは海を超えタイでも行われ、カーチェイスや大爆発などアクションムービーに期待する要素がこれでもかと詰め込まれている。
おなじみのメロディーが流れないのは残念ではあるが、布袋寅泰によるエッジィなテーマが要所要所で流れ、気分を盛り上げてくれる。

ディテールにもこだわりが見られ、パーティーシーンでのルパンやガンプレイで裾を翻す次元の衣裳は、出演者の希望もあり「ディオール オム(Dior Homme)」が協力。今回のお宝「クリムゾン・ハート・オブ・クレオパトラ」もジュエラー「桑山」に製作を依頼。入念な時代考証にのっとり、ラピスラズリやトルコ石を用いた古代エジプト風ネックレスが完成した。実製作した場合は小売り価格5,000万円近くになるという。

その他、ルパンの愛車・黄色い「フィアット」や拳銃「ワルサーP38」など、おなじみのアイテムが登場する。

人気キャラクターだけに、配役が発表された際には賛否両論の嵐が巻き起こった。キャスト陣には並々ならぬ重圧が掛かっていただろうが、ルパン三世役の小栗旬はアニメ版さながらの軽妙洒脱なセリフ回しと鮮やかなアクションを披露。8kgの減量により実現したスリムな体型にも注目だ。

黒木メイサは、アニメというよりは原作準拠のハードボイルドで憂いを含んだ峰不二子のイメージ。もちろん入浴シーンやレザースーツなどセクシーな姿はたっぷり拝めるのでご安心を。次元大介役の玉山鉄二、石川五右衛門役の綾野剛、銭型警部役の浅野忠信も好演。アジアンスターも含め、美男美女が華やかなアクションを見せてくれる“眼福”な作品であった。

想定していたより年齢層が若め、かつ旧来のイメージと多少ギャップがあるキャスティングではあったが、鑑賞後にはこれも“アリ”という気分に。アニメ版の声優が2011年に一新されたこともあり『ルパン三世』はイメージを刷新、新たな局面を迎えつつあるのかもしれない。

そして、飛行機のシーンには意外な人物がカメオ出演するのでお見逃しなく。8月30日よりTOHOシネマズ日劇他全国東宝系で公開。
くまがいなお
  • 8月30日公開の実写版『ルパン三世』より
  • 8月30日公開の実写版『ルパン三世』より
  • 8月30日公開の実写版『ルパン三世』より
  • 8月30日公開の実写版『ルパン三世』より
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