ヴィヴィアン・ウエストウッド、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの衣装をデザイン

2013.12.31

ヴィヴィアン・ウエストウッドVivienne Westwood)」はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の新春恒例「ニューイヤーコンサート」で、ウィーン国立バレエ団の衣装のデザインと制作を担当した。2014年1月1日、BBCより全世界に放映される。

ウィーン国立バレエ団による演技は映像での上映で、コンサートの演目の一部として幕間に流れる。曲目はシュトラウス一家のワルツがメイン。今年の指揮は2回目となるダニエル・バレンボイム。2002年には小澤征爾が振っている。

ライブ上演では、Kathrin MenzingerとVadim Garvuzoyが「Donauwalzer(美しく青きドナウ)」を踊る。Menzingerは「ヴィヴィアン・ウエストウッド ゴールドレーベル(Vivienne Westwood Gold Label)」の14SSコレクションで発表され、モノクロの「アブセンス・オブ・ローズ」プリントに少しアレンジを加えたシルクタフタの「ムーン」ドレスを着用。女性らしさを加えるため、ドレスには白レースとライラック色のシェニエール糸の刺繍を施したスリーブを組み合わせ、髪には白いチュール・ローズの花輪を飾る。Garvuzoyは伝統的な燕尾が付いたダブルブレストのモンキー・ジャケットを着用。黒のユニフォームパンツを4cmカットし、トラディショナルな黒いシルクのカマーバンドを合わせた。

最初に撮影されたワルツでは、男性ダンサーはマット×サテンで白と黒のラペルが付いた、ミッドナイト・ブルーの燕尾付ジャケットを着て登場。カマーバンドやダンスタイツ、サテンのドレス・スリッパーなども身に付けている。

女性ダンサーの衣装は、色遣いと高級素材が特徴。1人目はヴィヴィアン・ウエストウッドの「Bird Of Paradise」と呼ばれるボウとチュールが裾にあしらわれた、深みのあるバーガンディーのドレス。2人目は、05SSで発表した「Ultra Feminity」コレクションにインスパイアされた金鳳花イエローのドレス、 3人目は緑がかったチェック×ストライプタフタのボディース、ペールグレーのスカートとインナーに白のチュールを重ねたドレス「Bronze SOL」を着用している。4人目は、レイヤードが美しいロング丈の「Paperbag Frill」ドレスに上質なクリームカラーのレースを重ね、なレース地のロンググローブとピーチカラーのサテン・スリッパーを身に付ける。5人目の女性ダンサーには「コルセット婦人」をテーマに、ゴールドとペールトーンのブロンズカラーのレースとチュールを幾重にもレイヤードしたボールルーム・スカートを創作した。

第2幕では、ポルカを上演。ここではヴィヴィアンを代表するファブリックである、伝統的なスコットランド・タータンの生地で制作されたコスチュームが見られる。女性ダンサーはチュール・スカートが付いたショート丈のキルトを着用。ビスチェにシルクタフタ素材のブラウスとボウタイ、サイハイ・ソックスとガーターベルト、さらにはアイコニックなDombarジャケットのいずれにもタータンチェックを用いた。男性コスチュームは、ブルーが際立つタータンチェックのキルトに伝統的なスコットランド・タータンのジレとシャツを組み合わせポシェットも携えている。
SAKURA
  • ヴィヴィアン・ウエストウッドがデザインと制作を手がけた、ウィーン国立バレエ団のコスチューム
  • ヴィヴィアン・ウエストウッドがデザインと制作を手がけた、ウィーン国立バレエ団のコスチューム
  • ヴィヴィアン・ウエストウッドがデザインと制作を手がけた、ウィーン国立バレエ団のコスチューム
  • ヴィヴィアン・ウエストウッドがデザインと制作を手がけた、ウィーン国立バレエ団のコスチューム
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